墨田区の落語と文化を彩る「すみだ報知」
季刊紙「すみだ報知」は、墨田区を中心とした地域コミュニティーに密着した情報をお届けする無料のフリーペーパーです。発行元である報知新聞社が創刊150周年を迎えた2022年に、東京本社を墨田区の両国国技館横に移転したのをきっかけにスタートしました。
第9号として2025年1月に発行された「すみだ報知」は、なんと五街道雲助が名誉区民に選定されたことを記念して、特集が組まれています。五街道雲助は、落語界においても一目置かれる存在であり、その故郷である墨田区には数多くの落語の舞台が存在します。彼が語る落語の魅力と墨田区の魅力は、読む者を惹きつけ、地域の情報をより深く楽しむ手助けとなるでしょう。
本号では、墨田区出身の落語家古今亭圓菊と林家あんこも登場し、これぞ“すみだ落語スポット”を巡るお散歩コースを提案しています。落語ファン必見の地図も添付されており、実際に墨田区を訪れて自ら体験し、感じることができるように配慮されています。本文とともに、地元の美しい景観を楽しむための情報が満載です。
第1面には、墨田区在住の版画イラストレーター森英二郎氏の描き下ろし作品が飾られています。この版画は、落語の寄席のように人が集まる様子を描き、墨田区の「ほっこり幸せな」風景を見事にスケッチしています。訪れるべき場所、集う人々、そしてその笑顔が感じられる一枚に仕上がっています。版画はアートとしても、地域の文化を伝える重要な要素となるでしょう。
ただの紙媒体ではなく、温もりのある文化を感じ取れる「すみだ報知」は、墨田区の銭湯や図書館、役所、観光協会などにて手に入れることができます。このフリーペーパーは、おしゃれな雑誌とは異なり、地元の人々の生活に寄り添う存在です。
墨田区のスポーツ、文化、芸術に焦点を当てた内容は、多様な読者に訴えかけ、地域への愛着を深めること間違いなしです。また、発行部数は約65,000部に及ぶため、多くの人々に届く機会があるのも嬉しい点です。
このように、「すみだ報知」は墨田区の文化と人々をつなぐ大きな架け橋となる一冊です。地域の魅力を知り、学ぶための情報源として、ぜひ手に取ってみてください。墨田区の新たな魅力を発見し、共に楽しむ機会を提供してくれるでしょう。
次号の発行には、さらに新しいテーマや地域イベントの情報なども期待できます。今後の「すみだ報知」からも目が離せません!