元ANZEN漫才あらぽんが語る、勘違いと苦悩の芸人道
2月14日、ABEMAのバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、元ANZEN漫才のあらぽんが出演し、波乱に満ちた自身の芸人生活を振り返りました。今回は、彼が直面した数々のしくじりや、その後に得た教訓について詳しくお伝えします。
あらぽんは、元相方のやぞんの急成長に対する自らの立ち位置を見失い、自らのブランドを勘違いしていたことを告白します。コンビ活動中は最高月収680万円を記録していたにも関わらず、その後の解散によって月収が480円にまでダウン。40億円におよぶ年商を誇る企業も、ほんの数ヶ月で自己資金が底をつく危機に直面したのです。彼がどのようにしてこの状況に至ったのか、自身の言葉で振り返ります。
授業が始まると、まずは彼がなぜ「コバンザメ」と称されるようになったのか。それは、友人であり相方であるみやぞんが成功していく中で、自分も同じように売れていると誤解してしまったことから始まります。実際には、自身はみやぞんの知名度に頼っていただけであり、調子に乗っていた自分を持ち上げてしまったのです。「隣にいるだけでお金が入ってくる」という甘い考えが強い自己評価を生み出し、思わぬしくじりを引き起こしました。
あらぽんは、幼馴染の二人がどのようにして今の地位に至るまでの道のりを遡ります。二人は小学校からの友人で、同じ高校を卒業後にコンビを結成。それから彼らは、どのようにお笑いの世界で成長していったのかが語られます。特に影響を受けたのは、テレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』での経験。この番組での成功が、彼にとって転機となり、以降はさらなる仕事が舞い込むようになりました。
みやぞんが『世界の果てまでイッテQ!』に出演した際には、相方として自分がその存在に寄与していると自負していましたが、現実は厳しく、ステージでの実力差を痛感しました。彼は特に、先輩芸人であるピースの綾部祐二にその実力を見せつけられたことを挙げ、「彼は全てをみていた」と語ります。その一方で、ノブコブの吉村は「あらぽんも悪くはないが、生意気なんだよね」と笑いを誘いました。
彼が認識していた「コバンザメ状態」が、コンビが解散し、みやぞんが一人歩きする中で一層色濃くなり、興味深いエピソードと共に語られることでしょう。しかし、彼の心の中では友情が残り続けており、その絆を強く信じたいとも語ります。「みやぞんの代わりはいないが、自分の代わりはたくさんいる」という現実が彼を襲い、さらなる試練の入り口に立たされます。
今回の回は、過去の失敗を元に成長するきっかけになる貴重な機会です。あらぽんの赤裸々な告白やしくじりエピソードは、子どもから大人まで誰もが共感できる内容。放送後7日間は無料で見逃し配信されるので、ぜひお見逃しなく!
ABEMAでの『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の放送は、毎月第1〜3金曜の夜9時30分から。第4金曜の地上波放送終了後も見逃し配信が行われます。視聴は
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