「エヴァンゲリオン」30周年記念渚カヲル展の魅力を徹底レポート

2025年に放送開始から30周年を迎えるアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。この記念すべき年を祝うために、特別展「『エヴァンゲリオン』シリーズ30th記念最後のシ者渚カヲル展」が、9月12日から東京のアニメイト池袋本店「Space Galleria」で始まりました。本展は、「渚カヲル」というキャラクターに焦点を当てており、彼の魅力をたっぷり味わえる充実した内容です。

録り下ろしボイスでカヲルくんが迎えてくれる

会場に足を踏み入れると、最初に目に飛び込んでくるのが、石田彰さんによる録り下ろしボイスのメッセージです。これがカヲルくんの“お出迎え”。さらに、彼と碇シンジの代表的なシーンや別れの瞬間が映し出されており、観客の心を一気に掴まれてしまいます。この特別な音声は、入口と出口の2か所で展開されていて、まるで“始まりと終わり”をカヲルくんが導いているかのようです。

渚カヲルの軌跡をたどる展示

本展では、アニメ第24話「最後のシ者」の台本が貴重な資料として展示されており、カヲルの歴史を直接感じることができます。また、会場の左右の壁面には『新世紀エヴァンゲリオン』と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の場面写真が並び、名セリフと共に展示されています。絵のタッチやキャラクターの表情から、作品に対する愛情と制作の熱量がひしひしと伝わってきます。

多様なカヲルを堪能できる展示

本展では、さまざまなメディアやコラボレーションから生まれた多様な“カヲル”の姿が一堂に会しており、懐かしいイラストから個性的なコラボビジュアルまで楽しめます。さらに、東京・大阪会場限定の1/4スケールスタチューも展示され、細部にわたる緻密な造形と圧倒的な存在感に目を奪われます。このスタチューは見逃せないアイテムです。

記念撮影できるフォトスポットも！

展示の後半には、訪問者がカヲルくんとの記念撮影を楽しめるフォトスポットが充実しています。特に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』の名場面を再現できるスポットが注目を集めています。このシーンは、カヲルとシンジがベッドに座って話す印象的な瞬間を忠実に再現し、リアルなアイテムまで揃えて、ファンの心を掴んでいます。こんな素晴らしい瞬間を記録に残せるのは、とても貴重な体験です。