ダ・カーポの感動
2025-11-17 13:36:29

ダ・カーポとグレープが贈る、50年ぶりの感動コンサート

ダ・カーポとグレープが贈る感動のハーモニー



2025年11月11日、神奈川県立音楽堂において、フォーク・デュオのダ・カーポによる「第37回 ダ・カーポ コンサート 〜秋の収穫祭 グレープを添えて〜」が開催されました。本コンサートは、音楽活動50年を迎えたダ・カーポが、1973年にデビューした盟友、グレープのさだまさし氏と吉田政美氏を特別ゲストに迎え、約1000人のファンを感動の渦に巻き込みました。

第一部:ダ・カーポの魅力が満載の温かい調べ



コンサートは午後3時に始まり、まず第一部ではダ・カーポの榊原まさとし氏、柳原広子氏、榊原麻理子氏が、彼ら自身のルーツや地域性を織り交ぜた楽曲を披露しました。オープニングは、開催地の横浜をテーマにした「よこはま詩集」や「横浜縁日一六地蔵」、「赤い靴」など、心温まるナンバーで彩られました。特に、榊原麻理子氏のフルート演奏が加わる「とおりゃんせ」や「アヴェマリア」では、その音楽的深みを感じ取ることができ、来場者はその優雅な響きに魅了されました。

続いては、「Memeのワルツ」や「今日がいちばん若い日!」など、ポジティブなメッセージを届ける楽曲で第一部は静かに終了しました。ダ・カーポの魅力が音楽堂全体に広がり、ファンの心をつかむパフォーマンスとなりました。

第二部:夢の共演、時を超えた名曲たち



20分の休憩を挟み再びステージが照らされると、期待が高まる中、スペシャルゲストであるグレープが登場しました。さだまさし氏の登場に、会場は大きな拍手で迎えました。まず披露された「紫陽花の詩」から始まり、続く「蝉時雨」や「雪の朝」では、さだ氏の情感あふれる歌声がホールを包み込み、聴衆の心を揺さぶりました。

その後も「殺風景」や「縁切寺」、代表曲「精霊流し」と続き、後半ではお互いのヒット曲を共演し合う場面が展開され、「不良少女白書」、「無縁坂」、そして「結婚するって本当ですか」の共演によって、長年の友情を感じさせる感動的な瞬間が繰り広げられました。同じ時代に音楽をスタートさせた二組のアーティストが奏でるハーモニーには、懐かしさだけではなく、友情に裏打ちされた円熟した音楽の魅力がありました。

アンコール:感動で結ばれる未来への贈り物



アンコールの拍手に応えて、出演者全員が再登場。最初に歌い上げたのは、さだまさし氏の心温まる「人生の贈り物」。続いて、ダ・カーポの名曲「野に咲く花のように」が披露され、二組が一緒に奏でるその瞬間は、会場全体が感動の渦に包まれました。歌声はふたたび一つとなり、ファンへの感謝の思いを分かち合う美しいフィナーレとなり、まさに「秋の収穫祭」と呼ぶにふさわしいコンサートでした。

ダ・カーポとグレープ、どちらも50年以上にわたって活動を続けているアーティストたちが、尽きることのない音楽への情熱を示す一夜となりました。この貴重な共演の記憶は多くのファンの心に残ることでしょう。音楽の力を再確認できたスぺシャルな時間でした。


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