映画『郷』が鹿児島県知事を訪問
2023年10月3日、鹿児島県庁にて、映画『郷(ごう)』のプロデューサーで女優の小川夏果さんと監督の伊地知拓郎さんが、鹿児島県知事の塩田知事を表敬訪問しました。この訪問は、9月に開催された東京試写会や、第20回オランダ・カメラジャパンの上映を終えた後に、映画の魅力や今後の展開についてのPRが目的です。
訪問の概要
この日、訪問は午後10時35分から10時50分までの間、知事応接室で行われました。小川プロデューサーと伊地知監督は、塩田知事へのご挨拶を行った後、映画に対する感想や歓談を交えた対話を行い、知事との記念撮影も行いました。また、午後1時30分からは青潮会にて記者会見が予定されています。
映画『郷』のコンセプト
『郷』は、17歳の少年の目を通して、混沌とした社会に対する怒りや悲しみ、孤独を描いた作品です。この映画は、苦しんでいる人々の心を救いたいという想いを込めて約10年の歳月をかけて制作されました。93分という上映時間の中で、台詞を極力排除し、光や音を通じて生きる意味を問いかけています。
監督の伊地知拓郎さんは、「人生には様々な困難がつきまとう。そんな時、立ち止まり、自分と向き合う時間が必要だ」と語り、本作は観客が自ら感じたことを持ち帰り、自分自身と向き合うきっかけとなることを目指しています。
文部科学省選定映画に認定
『郷』は2024年2月に文部科学省選定映画として認定され、全国の中学校や高校を対象にした上映プログラムの教材として活用されることが決定しました。これにより、若い世代にもこの映画のメッセージを届ける機会が広がります。
公式情報
映画『郷』の公式サイトは
こちらからアクセスできます。さらに、多くの情報はSNSアカウントにも掲載されています。Twitterでは
@gou_movie、Instagramでは
@gou.movieをチェックしてみてください。
このように、映画『郷』は単なる視覚的なエンターテインメントに留まらず、観客に心の解放を促す深いメッセージを持った作品なのです。知事訪問を通じて、今後ますます注目を集めることでしょう。