肩こりの原因は「頚長筋」に潜む?
肩こりに悩まされている人にとって、痛みがいつまでも続くのは非常につらいものです。最近の研究で、肩こりの原因として注目されているのが「頚長筋(けいちょうきん)」です。年来のコリや痛みを抱えた方にとって、この情報は大変重要です。
頚長筋とは?
頚長筋は、首の骨の前面、非常に深い位置に存在する厚さ1ミリほどの小さな筋肉です。この筋肉が正常に機能しないと、首がこわばり、自律神経を混乱させる原因となります。これが肩こりだけでなく、頭痛やめまい、慢性疲労、さらには胃腸障害などの不調にもつながる、と専門医は警鐘を鳴らしています。
頚長筋をチェック!
私たちの日常生活の中で、頚長筋がサボっていないか、自分自身でチェックする方法も存在します。姿勢を正し、首の強さや柔軟性を意識してみると良いでしょう。特に、パソコンやスマホを使用している時間が長い人は要注意です。
なぜ頚長筋はサボるのか?
頚長筋がサボる原因自体が複雑です。不適切な姿勢や運動不足、ストレスなどが重なり、筋肉が疲労してしまうことが一因です。特に「亀首」と呼ばれる姿勢になると、頚長筋への負担が増し、不調が悪化するという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
亀首による負のスパイラル
亀首は、頭が前に突き出ている姿勢で、頚長筋を劣化させる大きな要因です。これにより筋肉が硬直し、血流が悪化、さらには自律神経を乱してしまい、さまざまな症状を引き起こします。
正しい姿勢を保つためには?
肩こりを軽減するためには、正しい姿勢を保つことが重要です。背筋を伸ばし、首の位置に注意を払うことで、頚長筋にかかる負担を軽減する改善策となります。日常生活において、無意識に姿勢を崩さないようにすることが求められます。
亀首対策は?
亀首の改善には、いくつかの対策があります。例えば、首を柔らかくするストレッチや、周囲の筋肉を鍛えるエクササイズが推奨されます。特に、頚長筋を意識したエクササイズは効果的です。
肩こり軽減につながるエクササイズ
以下のエクササイズを取り入れて、頚長筋を目覚めさせ、肩こりの軽減を図ることができます。
亀首を改善する「肩甲骨クローズ」
このエクササイズでは、肩を引いて肩甲骨を寄せることで首の位置を改善します。
頚長筋を目覚めさせる「にわとりエクササイズ」
この独特な動きにより、頚長筋を効率的に刺激します。
頚長筋を鍛える「顎引き起床エクササイズ」
顎を引くことで、頚長筋を強化し、首回りの筋肉をしなやかにします。
結論
頚長筋を意識することは、肩こりやその先に続く様々な不調を改善するための鍵です。健康カプセル!ゲンキの時間では、これらの情報を詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。新たなアプローチで、あなたの健康生活をサポートします。放送日は2025年3月23日(日)朝7時からです。興味のある方は、ぜひご視聴を!