農業業界に革命を起こす新型コンバイン「YH3/4Rシリーズ」
2025年4月1日、ヤンマーアグリ株式会社が新たに発表する中型コンバイン「YH3/4Rシリーズ」は、農業の効率を大幅に向上させることを目的に設計されています。特に、これまで以上に中山間地の農家から求められていた50馬力帯を取り入れ、様々なニーズに応えています。
高出力エンジンで安定した収穫作業
「YH452R」と名付けられたこのモデルは、52馬力の高出力エンジンを搭載し、刈取り速度を1.43m/sに向上させました。これにより、従来機に比べて収穫作業が短時間でできるようになりました。高耐久のロングこぎ胴とワイド揺動板を組み合わせることで、大量の籾を確実に高精度で脱こくすることを実現しています。また、あざやか処理胴が枝梗を効果的に取り除くことで、選別の精度も向上しました。
自動刈高さ制御で作業効率アップ
この新型コンバインの特長には、自動刈高さ制御機能があります。分草板に付けられたソリセンサーが、農作業の際に地面の凹凸を感知し、自動で刈取る高さを調整します。これにより、作業者の負担が大きく軽減され、集中して収穫作業に取り組むことができるようになります。
安全性とメンテナンス性の向上
安全面でも配慮がされています。手こぎガイドが自動で上がる新方式を採用しており、連続作業がスムーズに進行可能です。さらに、手こぎレバーとスイッチの同時押しによってフィードチェーンが動くため、安全性が一段と向上しています。また、機体の各部への注油を容易に行える集中注油装置や迅速なトラブル対応を可能にするマルチオープン機構など、メンテナンス性が向上したことで、より使いやすい設計となっています。
ヤンマーアグリの持続可能な農業への貢献
ヤンマーアグリはただ効率だけでなく、持続可能な農業の発展にも力を入れています。顧客のニーズに応えるだけでなく、環境に優しい経営方針を貫き続け、未来の農業を築く役割を果たしています。
新型コンバイン「YH3/4Rシリーズ」は、最新の農業技術を詰め込んだ製品として、多くの農家にとって頼もしいパートナーとなることでしょう。価格は589万6000円から933万9000円(税別)と、効果的な投資が期待できる商品となっています。
ヤンマーの農業機械がもたらす未来に、ぜひご注目ください。