豊橋市での食育イベントが実現!
愛知県豊橋市にて、食育と地元の農産物の価値向上を目指す特別なイベントが開催されます。2025年9月6日と11月3日、豊橋市綜合運動場において行われるこのイベントは、地元企業INGENとエリアワン株式会社が共同で企画した、次世代に向けた農業体験イベントです。今回は「筋肉ブロッコリー」の栽培体験が行われ、地域の小学生が農業や食に対する理解を深める貴重な機会となります。
「筋肉ブロッコリー」とは?
「筋肉ブロッコリー」は、2014年に創業した農業IT企業INGENによって開発されたブロッコリーの新しいブランドです。顧客の健康意識の高まりと共に、アスリートや健康志向の人々に強く支持されています。その特徴は、一般的なブロッコリーに比べ、必須アミノ酸BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)が豊富で、健康的な食事に最適です。2024年度の成分分析によると、バリンはなんと1.3倍、ロイシンは1.8倍、イソロイシンは1.7倍含まれています。
食育の新たな試み
このイベントでは、参加する小学生が「筋肉ブロッコリー」の植え付けから収穫までの一部を体験できる機会が設けられています。実際に土に触れることで、子どもたちが食や農業に興味を持てるよう、具体的な体験を通じて学ぶことが目指されています。プログラムには、以下のような内容が含まれます。
1. マイ筋肉ブロッコリーを育てる
参加者は、育てたブロッコリーに自分だけの名前を付けることができ、愛着を持ちながら栽培を楽しむことができます。定期的に公園を訪れ、水やりを行ったり、肥料を選んだりして、自分だけのブロッコリーを育てていきます。また、育成の様子は豊橋公園のInstagramで定期的に配信され、成長の記録として楽しむことができるよう工夫されています。
2. 栄養について学ぶ勉強会
イベントではブロッコリーが持つ栄養素について学ぶ勉強会も予定されています。「からだをつくるもと」や「げんきのもと」といったテーマで、なぜブロッコリーが体の健康に役立つのかを紹介し、楽しみながら教育的価値を提供します。これによって、子どもたちがしっかりと食品の大切さについて認識を深めることが狙いです。
3. 収穫予測システムを体験する
さらに、INGENが開発した「収穫予測システム」を用いたアクティビティも行われます。植え付けたブロッコリーの成長過程を追い、収穫日を予測する仕組みを学ぶことで、農業の科学的な側面にも触れることができます。アナログなカウントダウンポスター形式で記載された収穫までの日数を使い、収穫が近づくワクワク感を体験できます。
担当者からのメッセージ
今回のイベントについて、INGENの代表である櫻井杏子氏は「地域の農業を盛り上げ、次世代に向けた食育を進められることを嬉しく思います。子どもたちに農業や野菜の魅力を知ってもらい、共に育てる楽しさを実感してほしいです」と語っています。また、豊橋市綜合運動場の管理責任者である不破慎氏は「食を通じて地域の子どもたちをサポートし、一緒に地域を創る取り組みを進めていきたいです」と述べています。
イベントの詳細
- - 日程: 9月6日(植え付け体験)9時~11時 / 11月3日(収穫体験)9時~11時
- - 会場: 豊橋市綜合運動場管理事務所(豊橋公園内)
- - 対象: 地域の小学生(最大50名、保護者同伴)
- - 参加費: 無料
- - 持ち物: タオル、飲み物
- - 申込方法: 先着順で、申し込みはこちらのリンクから→ 申込フォーム
この特別な体験を通じて、地域の子どもたちが農業や食の面白さや重要性を実感できることを望んでいます。是非、参加してみてはいかがでしょうか。