子どもたちに野球を楽しく届ける「バットになる新聞」
岩手日報社が新たな取り組みを始めることとなりました。その名も「バットになる新聞」プロジェクト。子どもたちが野球に触れるきっかけを創出することを目的とし、全国的に減少傾向にある野球人口の増加を目指します。このプロジェクトは5月5日の「こどもの日」に合わせたもので、クラウドファンディングとして人気を集めています。
近年、岩手県からはプロ野球選手が次々と誕生し、その多くが国内外で活躍しています。しかし、その一方で野球人口は減少していることが問題視されています。厚生労働省の調査によれば、10代の野球人口は2001年の282万人から2023年には174万人にまで減少し、約100万人の減少となっています。そのため、野球を知らない子どもたちへのアプローチが急務だと感じた岩手日報社は、本プロジェクトを発足しました。
触れるきっかけを提供する新聞広告
この「はじめての野球新聞広告」では、丸めることによりバットやボール、さらにはユニフォームを作成できる新聞が提供されます。家の中で楽しく遊べる「新聞野球」は、子どもたちが初めてボールを打つ瞬間や、親からルールを教えてもらう大切な経験を通じて、一生続くスポーツとの出会いを描いています。
このプロジェクトの背景には、岩手から野球がもたらす元気を全国に広め、子どもたちにスポーツの楽しさを伝えたいという強い思いがあります。いつの日か、岩手が名実ともに野球大国となることを願い、未来の選手たちの誕生をサポートしていくのです。
大船渡への支援も意識
また、このプロジェクトは単に子どもたちのためだけではなく、災害に見舞われた大船渡市への支援も含まれています。今年の2月に発生した大規模な林野火災では、約2900ヘクタールが焼失し、多くの人々が影響を受けました。この災害からの復興を支援するため、プロジェクトの中でクラウドファンディングのリターン商品を大船渡のために使用することが計画されています。
具体的には、「かもめの玉子」や「酢の素」といった地域の特産品を販売し、得られた利益は大船渡市の少年野球チームへの軟式ボールの寄贈に充てられます。このような形で大船渡を応援し、地元への貢献を忘れない姿勢が、岩手日報社の取組みの真髄です。
プロジェクトの詳細
プロジェクトは株式会社CAMPFIREのプラットフォームで実施され、目標金額は200万円に設定されています。支援は3,000円から始まり、全ての支援者に対してリターンがあります。クラウドファンディングは2025年4月28日までの期間で行われ、目標金額に関わらず全ての支援金が受け取れる「All In方式」が採用されています。
このプロジェクトは、子どもたちに野球の楽しさを伝え、将来のスポーツマンを育てるための第一歩となります。また、大船渡市の復興支援活動にもつながり、地域全体の活性化にも寄与することが期待される取り組みです。今後の展開が楽しみな「バットになる新聞」プロジェクトにぜひ注目してください。
【お問い合わせ情報】
株式会社岩手日報社 総合ビジネス局 ビジネス開発部
電話:019-653-4119
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