株式会社Virtual Wallと株式会社アンティルがアライアンスを締結
最近、エンターテインメント業界におけるマッチングプラットフォーム「CAST+(キャスタス)」を運営する株式会社Virtual Wallが、株式会社アンティルと提携を結びました。このコラボレーションにより、キャスティング業務のデジタル化が進むことが期待されています。
1. エンタメ業界の現状と課題
日本のコンテンツ市場は過去最高の規模に達していますが、その裏側では依然としてアナログ管理が主流です。具体的には、制作現場での調整業務の約80%が、撮影準備や調整連絡、事務処理に費やされています。また、契約書の交付の徹底や取引条件の明示が求められている現状から、業務の透明性を確保することが急務です。
2. CAST+の提供するDX化のメリット
2025年9月にサービスが開始されるCAST+は、制作会社、芸能事務所、キャストの3者を結ぶプラットフォームです。このサービスは、業界特有の慣習や課題を解決するために開発され、ユーザーの声を反映させながら進化し続けることを目指しています。
2.1 制作会社の利点
- - 直感的なキャスト検索:基本的なプロフィール検索に加え、「雰囲気」や「スケジュール」での検索が可能です。これにより、イメージに合ったキャストの即座の発見と空き状況の確認が容易になり、業務時間を大幅に短縮できます。
- - コンプライアンスの強化:契約条件や発注内容が履歴として残るため、透明性が確保され、トラブルのリスクも軽減されます。
- - プロジェクト管理の効率化:案件ごとに情報共有や進捗管理が一元化され、属人化が防止されます。
2.2 芸能事務所におけるメリット
- - 営業・マネジメントの効率化:スマホから簡単に案件にエントリーでき、負担を軽減しながらも所属タレントの出演機会を最大化します。
- - 機会損失の防止:タレントの情報を一元管理することで、迅速なオファー対応が可能になります。
- - 安全な取引環境の確保:報酬や支払日を事前に確認できるため、未払いや条件変更のリスクを回避できます。
2.3 キャストにとっての利点
- - エントリー案件の広がり:マネージャーの業務が効率化することで、多くの案件にエントリーされる機会が増えます。
- - アピール機会の向上:充実したプロフィールにより、制作会社からの検索にヒットしやすくなります。
3. アライアンスの意義
本提携では、アンティルが持つ広範な業界ネットワークを通じて、CAST+の導入を促進します。単なるツールの導入を超え、透明性の高い取引環境をエンタメ業界の新スタンダードとして確立することが目指されます。
4. 今後の展望
今後は、CAST+プラットフォームに決済機能や電子契約機能の実装が計画されており、契約締結から支払いまでを一度に完結する体制を整える予定です。このような取り組みを通じて、エンタメ業界におけるDX化及び適正取引の推進に寄与していく計画です。
5. CAST+の詳細
- - サービス名:CAST+(キャスタス)
- - 提供開始日:2025年9月10日
- - 公式サイト:CAST+の公式サイト
6. 会社概要
- - 株式会社Virtual Wall:設立2021年、東京都港区に拠点を構え、エンタメ業界特化型マッチングプラットフォーム「CAST+」の運営を行っています。
- - 株式会社アンティル:PR企画立案や実施を行う企業で、エンタメ業界における信頼関係とネットワークを持っています。