ゴルファーの4割以上がドライバーを試打せず購入！？その理由とは

ゴルファーのドライバー購入に関する調査結果

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン（GDO）が実施したドライバーに関するアンケート調査では、2279名のゴルファーが回答し、興味深い結果が浮かび上がりました。特に注目すべきは、なんと4割以上のゴルファーが試打を行わずにドライバーを購入しているという事実です。この結果に何が影響しているのか、そしてその背景を深掘りしてみましょう。

購入前の試打実施状況

調査の結果、ドライバー購入前に試打したと回答したのは45.5％、フィッティングを行ったのは7.6％、両方実施したのは5.5％でした。これに対し、試打もフィッティングも行わなかった41.4％のゴルファーが存在することがわかりました。これは、実際に打ってみることなくドライバーを選ぶ消費行動の一端を示しています。

試打なしの理由とは？

さらに興味深いのは、試打を行わずに購入した理由が明らかになったことです。最も多かったのは「メーカーが好きだから」というもので、26.2％の人が選びました。この結果が示すのは、特定のブランドに対する信頼感や愛着が、購買行動に大きな影響を与えているという点です。一方で、「セールやクーポンで安く買えた」「デザインが好み」「易しそう」といった理由も多く、必ずしも特定メーカーへの指名買いが多いわけではないことが分かります。試打やフィッティングを実施した人々にとっての第1の理由は「試打結果が良かったから」と、まったく異なる動機があることも興味を引きます。

購入時期の違い

さらに重要なことは、試打やフィッティングを行ったかどうかで購入時期に顕著な差が見られることです。製品が発売されてから1年未満で購入した割合は、試打・フィッティングをしたグループで62.8％に達したのに対し、試打しなかったグループは41.3％です。この数字は、試打を実施することによって早急に購入を決定する傾向があることを示しています。

浮動層の存在

今回の調査を通じて、試打・フィッティングをしなかったゴルファーに関する新たな傾向も明らかになりました。これらのゴルファーは、さまざまなメーカーのクラブを安易に選ぶ傾向があり、売れ行きや価格・イメージの影響を受けやすいことがうかがえます。彼らはメーカーのスペック情報に加え、口コミやレビュー情報への興味が強いという結果も出ており、これが今後の購買行動にどのように影響するのか、これからの観察が必要です。

今後の展開

GDOは今後も様々な観点からゴルファーの実態調査を続け、より良いサービスの提供を目指していく意向を示しています。ゴルフを愛するプレイヤーのために、機能性やデザイン、コストパフォーマンスなど、ゴルフライフをより豊かにするための情報を届けていくでしょう。

調査概要

- 調査期間：2025年6月16日（月）〜6月22日（日）
- 調査方法：Webアンケート（インターネット定量調査）
- 対象：GDOクラブ会員（無料）にメールマガジンなどで協力を依頼
- 回答数：GDOクラブ会員224,465人に依頼し、2,279人が回答

GDOについて

株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインは、「多様性を認め合い、人生を楽しむことができる寛容な社会を目指す」という理念を掲げています。2000年より、ゴルフのワンストップサービスを提供するポータルサイトを展開し、近年ではテクノロジーを融合させたサービスやイベントを通じて、ゴルファーの多様なニーズに応えています。

本社所在地：東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア8階
URL：GDO公式サイト