和歌山市が地域脱炭素事業補助金を再開
和歌山市では、令和7年度の脱炭素移行・再生可能エネルギー推進に向けた補助金制度として、個人宅向けの太陽光発電設備と家庭用蓄電池の導入支援を行っています。今年度の申請受付は11月13日に一時終了していましたが、確保された予算により、12月3日から再び受付が始まります。この取り組みは、市内における電力の地産地消と再生可能エネルギーの普及を目指すものです。
補助金制度の詳しい内容
今回、再開される補助金は本市での脱炭素化を進めるために設定されたもので、対象は個人宅向けの設備です。申請者は、以下の内容に基づいて補助金を申請することが可能です。
- - 個人宅向け太陽光発電設備: 補助金額は7万円/kWで、太陽光モジュールの定格出力が10kW未満であり、かつ自家消費率が30%以上であることが条件です。さらに、FITまたはFIP制度の認定を取得していないことも要件に含まれます。
- - 家庭用蓄電池: 設備の価格の1/3、上限50万円での補助があります。蓄電池の容量についても条件があり、太陽光発電設備を設置することが前提です。
申請の流れと注意点
補助金の申請は、工事着手日の2週間前までに行う必要があります。申請を行った後、交付決定を待って工事に入るのが基本です。重要なことで、既に導入された設備については補助の対象外となるため、注意が必要です。
また、実績報告時には設置工事前後の写真が必要になりますので、工事着手前に設置場所を撮影することが求められます。実績報告書の提出は令和8年2月末までに行わなければなりません。
まとめ
和歌山市のこの補助金制度は、地域の脱炭素化に寄与する魅力的な支援策です。再生可能エネルギーの導入を検討されている方々は、この機会を逃さず、ぜひ早めに申請を検討してみてはいかがでしょうか。持続可能なエネルギーの利用の第一歩を踏み出すチャンスです。