がんと闘うピアニスト
2025-11-14 09:08:19

がんと闘うピアニストの新たな挑戦 ~命の光を奏でるリサイタル開催~

がんと闘うピアニスト、竿下和美の音楽を通じた挑戦



2023年2月、竿下和美はステージ4の肺腺がんと告げられました。余命1年半という厳しい現実を受け入れながら、彼女は自身の存在意義を音楽に見出し、希望を感じさせる活動を続けています。がんと共存する日々を送りながらも、彼女は自己の夢を目指し、音楽の力を信じて挑戦を続ける姿に、多くの人々が勇気をもらっています。

病気と闘う中、竿下はピアノソロリサイタルを企画しました。これは、単なる演奏会ではなく、音楽を通じて人々にメッセージを届ける重要な場となります。彼女が予定している曲目には、ショパンのエオリアンハープ幻想ポロネーズやドビュッシーの月の光、シューベルトの「さすらい人」幻想曲が含まれており、聴衆にその音楽の奥深さや命の大切さを伝えようとしています。観客が選んだポップス曲も演奏され、幅広い音楽に触れ合える機会となることでしょう。

さらに、彼女はNPO法人京田辺音楽家協会の理事長としても活躍しています。「3世代で繋ぐ第九演奏会」や、次世代音楽家を発掘する「京田辺市音楽コンクール」を開催。地域に対する音楽の普及にも力を入れており、子どもたちにオーケストラとの共演機会を提供したり、不登校の児童たちへの音楽体験を届けるなど、多岐にわたる活動に日々取り組んでいます。

彼女の活動は、毎日放送の「4チャンTV」やその他のメディアでも取り上げられ、社会的な注目が集まっています。そんな彼女は、音楽を通じた地域貢献や、世代を越えた音楽体験を提供することで、一人ひとりの心に光をもたらすことに情熱を注いでいます。

2025年11月23日(日)、京都府立けいはんなホールにて予定されているリサイタルでは、彼女からのエネルギーや希望が舞台上で無限に広がることでしょう。抗がん剤治療による影響で演奏が難しい時期があったものの、今や、がん細胞が成長しない状態で4年を迎えようとしています。自らの誕生日月に開催する「命を更新」するリサイタルは、命の重みを再確認できる貴重な場です。

音楽は、時に人々の心を癒やし、また時には力強い希望を与えます。竿下和美は、「がんと闘うピアニスト」として、そのメッセージを音楽に乗せて伝える存在です。来場される皆様は、ぜひその温かい音色に触れ、この素晴らしい機会を共有してください。

チケットに関しては、チケットぴあやスマートシンフォニーオンラインからご購入いただけます。また、当日券の販売も行う予定です。

あなた自身の心に直接響く瞬間を体験しに、ぜひ足をお運びください。


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