株式会社あさひの新オフィス:都島大東町オフィスに注目
京都、関西エリアで自転車専門店として名を馳せる株式会社あさひが、2025年10月の完成を目指して新しいオフィスビル「都島大東町オフィス」を建設中です。今回はこのオフィスの特徴や、環境への配慮について詳しく紹介します。
■都会に根ざした持続可能な建築
都島区大東町に位置する新たなオフィスは、木造三階建てで延床面積は988.28㎡。あさひの創業の地であるこの地に、両手を広げるように展開される新たな拠点は、環境性能の高い「Nearly ZEB」としての認証取得を目指しています。ZEBとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」のことで、建物が自ら必要とするエネルギーをほぼゼロに抑える設計をしたビルのこと。このように、あさひが都島大東町オフィスを建設する目的も、単なるビジネスの拡大にとどまらず、持続可能な社会づくりへの貢献なのです。
■高いエネルギー効率を誇る設備
都島大東町オフィスが「Nearly ZEB」の基準を満たすために導入される主な設備としては、次の3つが挙げられます。
1.
太陽光パネル:発電効率を最大限に高め、再生可能エネルギーを活用することでオフィス内の電力供給を効率的に行います。
2.
高性能断熱材:暖房や冷房によるエネルギー損失を最小限に抑えることで、快適な室内環境を維持しつつ、省エネルギーを実現します。
3.
BEMS(Building Energy Management System):建物内のエネルギー利用状況を常時監視・分析するシステムを導入し、最適なエネルギー管理を図ります。
これらの設備を駆使することで、オフィスのエネルギー消費効率を高め、環境への負荷を軽減します。
■ ZEBの知識を深める
ZEBの基本的な概念は、快適な室内環境を保ちつつ、省エネルギー技術や再生可能エネルギーの活用により、年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけることです。パッシブデザインを取り入れて自然の力を活用し、エネルギー消費を抑える一方で、高効率の設備を導入することで、エネルギーを自給自足に近づけます。
■ 株式会社あさひのビジョン
あさひは、自転車専門店およびオンラインショップ「サイクルベースあさひ」を運営し、地域社会に密着したサービスを展開しています。また、あさひの持続可能な取り組みの一環として、新オフィスの建設を通じて再生可能エネルギーの利用を進め、エコな社会の実現を志向しています。ビジネスを通じて、環境問題にも配慮した活動に注目が集まります。
■ お問い合わせ先
新オフィスに関する詳細な情報や最新の進捗状況については、あさひの公式サイトやお客様相談室までご相談ください。
- - 社名:株式会社あさひ
- - 所在地:〒534-0011 大阪市都島区高倉町三丁目11番4号
- - 連絡先:TEL 06-6923-2611(代)
- - ファックス:06-6922-1798
新たに生まれる「都島大東町オフィス」は、あさひが目指す環境に優しい未来に向けた重要なステップとなることでしょう。今後の展開に期待が高まります。