超小型EV『mibot』が岡山県で実証実験を完了
KGモーターズが開発した1人乗りの超小型EV『mibot』が、岡山県内の5つの中国銀行拠点で業務利用の実証実験(Proof of Concept, PoC)を行い、目を見張る結果を収めました。実験は2026年の4月13日から5月1日の約3週間にわたり実施され、多くの評価が寄せられました。
実証実験の背景
地方銀行におけるリテール営業の現場は、運転手にとって数々の課題が山積みです。雨の日や悪天候時の安全性、狭い道や住宅街での移動、駐車スペースの確保など、既存の車両では対応しきれない問題が存在します。このような状況を打破するため、KGモーターズが開発した『mibot』は、新たな移動手段になることが期待されました。
実証実験の結果
PoCの結果は驚くべきもので、全体での「補完肯定率」は78%、実際に業務利用したユーザーの間では86%に達しました。特に20代の利用者においては、総合満足度が100%と、若者の支持を受けていることが明らかとなりました。具体的には、顧客訪問や外回り営業の中で、s補完肯定率90%と評価も非常に高い結果が得られています。
このように、mibotは顧客訪問や外回り営業に特化した設計であり、他の移動手段と使い分けることで、よりスムーズな業務運営をサポートします。特に、社用バイクや軽自動車と比較して、補完要素としての期待も高まっています。
実証の意義
実証実験の一環として、岡山南支店では本格運用を開始することが決定し、西条ライフプランセンターにも導入されることになりました。これにより、KGモーターズの超小型EVが岡山県内のビジネスシーンでどのように活かされていくのか、今後が楽しみです。
関係者のコメント
実証実験に参加した関係者からも高い評価が寄せられています。中国銀行の常務執行役員である西明寺康典氏は、mibotが持つ視界の良さや運転の楽しさについて語り、コスト削減や地域の脱炭素化に寄与する未来の営業車として期待されています。また、ちゅうぎんキャピタルパートナーズの石元玲氏も、mibotの魅力は数字やスペックだけでは測れず、親しみやすさに溢れていると述べています。
KGモーターズのCEO、楠一成氏は、86%という「補完肯定率」の結果を受け、社会実装に向けた大きな手応えを感じています。地方銀行のリテール営業だけでなく、医療や福祉、行政など幅広い業界にも必要とされる可能性があると期待されています。
今後の展望
KGモーターズは、地域ネットワークを利用して超小型EVの導入を進めていく方針です。岡山県内での成功を踏まえ、他の地域や法人取引先への展開を図りながら、医療や福祉、配送など多様な業界での採用を目指します。『mibot』は、1人乗り・短距離移動を繰り返すビジネスシーンにおいて、最適な選択肢となることでしょう。以上の成果を基に、KGモーターズと地方銀行のさらなる連携が期待されます。