全国各地の映画館で、大人気のモーツァルト作オペラ《フィガロの結婚》が解説付き上映されます。まず、5月30日から6月5日までの1週間、全21館で同時公開。特に、東劇では6月12日まで2週間上映が行われ、この喜劇オペラを存分に楽しむことができます。現地での視聴は、まるでオペラの舞台にいるかのような臨場感を味わえる絶好の機会です。
《フィガロの結婚》は、モーツァルトとそのリibrettoを手掛けたダ・ポンテによる名作で、笑いと涙が交錯するストーリーが特徴です。その内容は、理髪師フィガロが彼の婚約者スザンナと一緒に伯爵からの困難を乗り越える様子を描いています。序曲から最後の幕まで目が離せない、オペラの真髄がここにあります。
それに加え、特別イベントとして5月31日には、俳優の海宝直人さんがトークイベントを行います。彼は上映前に、作品の魅力やオペラ全般について語ります。オペラ初心者にも楽しんでいただける内容なので、どなたでもお気軽に参加できる貴重な機会です。
参加劇場では、各地で異なる解説講師が登壇。たとえば、札幌では塚田康弘教授が登場し、音楽と歴史的背景について解説を行う予定です。他にも全国各地でそれぞれの専門家が、オペラの魅力を引き出してくれます。これを活用して、オペラの魅力をより深く理解し、楽しむことができるでしょう。
また、《フィガロの結婚》はこれで終わりではありません。2024-25シーズン最終作として、次に行われる《セヴィリャの理髪師》の後日談としても見ることができます。このように、物語が続いて行くことで、オペラの世界により深く浸ることができるのです。
料金は一般3700円、学生2500円(税込)で、特別鑑賞ムビチケカードも用意されています。チケットは早めにネットや劇場窓口で購入可能なので、興味がある方はぜひ事前にチェックしてください。
モーツァルトの色あせない音楽とともに、観客と共に楽しむ喜劇オペラ《フィガロの結婚》。映画館での体験は、感動を一層深めてくれることでしょう。オペラ通の方はもちろん、初めての方もこの機会にぜひオペラデビューを果たしてください!