【親子で楽しむ!「アントンのえかきうた」が地域創生に寄与】
2016年2月11日(水・祝)、鹿島アントラーズと茨城大学が共同で開発した知育コンテンツ「アントンのえかきうた」が公開されます。この取り組みは、プロスポーツを通じた地域活性化と教育的支援を目的としており、特に0歳から5歳の未就学児をターゲットにした新しい形の知育コンテンツです。
プロジェクト背景
鹿島アントラーズと茨城大学は、20年にわたり連携を深めてきました。その中で、両者は「プロスポーツを用いた地域の活性化」と「地域課題の解決」のために共同で研究を進めてきました。今回の「アントンのえかきうた」の開発は、その理念をさらに具現化したものです。特に、子どもたちが表現教育を通して自己肯定感を育むことを目的としており、地域社会への愛着をはぐくむことが期待されています。
教育的なアプローチ
「アントンのえかきうた」は、茨城大学の教育学部が中心となり制作されました。作詞と作曲は、それぞれ美術教育と音楽教育の専門家によって行われ、作品は親しみやすさと教育的効果の両方を高めることを意識しています。
歌詞には身近なモチーフである「おにぎり」「たまご」「はまぐり」などが取り入れられ、リズムに合わせて描くという活動を通じて、子どもたちが「自分で描けた」という体験を得られるよう工夫されています。このプロセスを通じて、表現することの楽しさや自己表現の喜びを育むことが狙いです。
作品制作の専門家
制作には、茨城大学教育学部の教員が参加しており、作詞を担当する片口直樹氏(美術教育)、作曲を担当する秋葉桃子氏(音楽教育)、映像制作を手がける横田将士氏(非常勤講師/映像作家)といった教育分野の専門家が集結しました。また、プロジェクト名は「茨城大学教育学部と鹿島アントラーズFCによるプロスポーツを介した地域創生プロジェクト -公式マスコット(アントン)の絵描き歌製作を通して-」と名付けられています。
公開日と展開方法
完成した「アントンのえかきうた」は、子どもたちが日常的に楽しめるプラットフォームであるYouTubeと、スタジアムでのリアルな体験と共に提供されます。公開日である2月11日には、公式マスコットYouTubeチャンネル「トコトンアントンTV」にて配信される予定です。
また、鹿島アントラーズのホームゲームでは、メルカリスタジアム場外のキッズパークでの上映も行われるほか、専用シートを使って歌詞や描き順が発表され、ファンと地域の子どもたちとの交流を深める機会も設けられます。
関係者のコメント
茨城大学教育学部の担当者は、「大学の教育学の知見を生かし、アントラーズの地域発信力と結びつけることで、子どもたちが楽しみながら自己表現の意欲を育めるコンテンツが生まれました」と話しています。
鹿島アントラーズの担当者も、「単なるマスコット動画ではなく、教育の専門家と協力して実現した意義あるプロジェクトです。地域課題に向け、今後も連携を深めていきたいと思います」とコメントしています。
このプロジェクトを通じて、「アントンのえかきうた」が次世代を担う子どもたちの成長に寄与し、地域への愛着をはぐくむことに期待が寄せられています。