再結成したオアシスの魅力を再発見する新著『オアシスの階級闘争』
16年ぶりに再結成したロックバンド「オアシス」が、再び音楽シーンを席巻しています。チケットは即日完売の勢いで、彼らの来日公演が2025年10月に予定されていることもあり、ますます注目が集まっています。そんなオアシスの魅力を深く掘り下げる書籍が、2025年10月7日に刊行されることが決まりました。そのタイトルは『オアシスの階級闘争《Definitely Maybe》で読み解く、音楽とポピュリズム』。この本は、オアシスがデビューから短期間でトップに駆け上がった理由や、なぜその楽曲が幅広い世代から愛されるアンセムとなったのかを、英国の著名な批評家アレックス・ニヴンが語ります。
オアシスと時代背景
オアシスは1990年代のブリティッシュ・ロックムーブメントの中心に位置していました。彼らのデビューアルバム『Definitely Maybe』は、その時代の社会的背景を反映し、現代においても多くの人々に影響を与え続けています。アレックス・ニヴンは、音楽と社会の関係を深く分析することに定評のある文芸批評家です。彼の視点から語られるオアシスの物語は、ただの音楽史の一部ではなく、時代の鏡であると言えるでしょう。
本書では、オアシスの音楽に対する評価と、その音楽が生まれた社会的背景が詳細に探求されます。特に、オアシスの影響力がどのようにして生まれたのか、彼らが描く歌詞の背後にあるメッセージについて深堀りされるのです。
必読の日本語版
待望の日本語訳となるこの書籍は、アレックス・ニヴン自身の熱意溢れる言葉で翻訳されました。翻訳を手がけたのは、ニューヨーク在住の音楽ライター中村明美氏です。彼女は、オアシスに対する深い愛情と理解を持ち、この本の翻訳を通じてその魅力を多くの人々に伝えることを目指しています。
また、著者へのインタビューも可能で、関心のある方々には全文のPDFが提供されるとのことです。オアシスのファンや音楽を愛する全ての人にとって、手に取りたくなる一冊です。
書誌情報と購入案内
- - 書名: オアシスの階級闘争
- - 副題: 《Definitely Maybe》で読み解く、音楽とポピュリズム
- - 著者: アレックス・ニヴン
- - 訳者: 中村明美
- - 判型: B6版・並製・224ページ
- - 予価: 本体2,500円+税
- - ISBN: 978-4-86647-241--6
この本は、オアシスについてもっと知りたい方、彼らの音楽に親しさを感じている方にとって、必読の一冊です。興味のある方はぜひ、書店で手に取ってみてください!
詳しくは、
公式商品紹介ページをご覧ください。