アジア学院の精神に迫る！教師も生徒もない真の学び舎とは

アジア学院とは？

那須塩原市に位置するアジア学院は、発展途上国からの生徒が集まり、約9カ月間の研修プログラムを実施している教育機関です。この学校は、ただの知識を教える場ではなく、"共に生きること"を大切にし、教師と生徒の概念を超えた真の学びを追求しています。講師陣には、農業技術や地域指導者の育成に貢献するNGOメンバーや牧師がいるため、多様な視点からのアプローチが可能です。

荒川朋子さんの情熱

8月17日と24日に放送予定のTBSラジオ『嶌信彦人生百景「志の人たち」』では、アジア学院の常務理事である荒川朋子さんが特別ゲストとして出演します。高校時代に同学院の創設者の講演を聞き、深い感銘を受けた荒川さんは、自ら手紙を書いて留学先からの応募を果たし、情熱に溢れる姿勢を持つ教育者です。彼女はこの学院での教育体験が生徒たちにいかに影響を与えるのかを語ります。

学びの場としてのアジア学院

アジア学院は、教育の場が生徒と教師の一方通行な関係ではなく、互いに学び合う場であるべきだと考えています。この独自の教育理念が、多様なバックグラウンドを持つ生徒たちにどのように作用しているのか、特に彼らが困難に直面した際の支えがどのように形成されるのか、その詳細に迫ります。

また、荒川さんがどのようにして高い志を持つ生徒たちを支援しているのか、具体的なエピソードを交えてお伝えします。

プログラムの具体的な内容

同学院では、農業技術研修において、実践的なスキルを学ぶだけでなく、地域に根ざした問題解決の手法も教えています。生徒たちは地域の人々と交流し、実際のフィールドワークを通じて、知識を身につけながら成長していきます。このような体験が、彼ら自身にとっての貴重な財産となることは間違いありません。

共に生きることの重要性

荒川さんが強調する「共に生きること」は、単なるスローガンではなく、学院の教育の根幹を成す考え方です。生徒たちは互いの違いを尊重し、自らの意見を持ちながらも、共同作業を通じて協力する方法を学んでいきます。学校は単なる知識の伝達の場ではなく、人間としての成長を促す場であるべきだと考え、日々その理念に基づいた教育を実践しています。