大塚製薬、クリーンスポーツを支える新たな取り組みの実現

大塚製薬とクリーンスポーツの新たなかかわり

大塚製薬株式会社は、2023年に改正されたスポーツ基本法に基づくアンチ・ドーピング政策の一環として、一般社団法人日本スポーツフェアネス推進機構が展開する「クリーンスポーツニッポン・セレクト」に賛同しました。このプロジェクトは、アスリートや競技団体が必要とする安心・安全なサプリメント情報を提供することを目的としています。本活動において、12月19日に大塚製薬の製品22アイテムの分析結果がウェブサイトに公開され、多くの人々がその情報にアクセスできるようになります。

アスリートを取り巻く複雑な環境

アスリートは、自己責任の原則の下で正しいドーピングルールを理解し、行動することが求められています。しかし、近年ではサプリメント情報が多様化し、何が安全で、何が危険かを見極めるのは困難になっています。そこで、クリーンスポーツニッポン・セレクトでは、アスリートが判断材料として役立てられる情報が提供されます。

日本スポーツフェアネス推進機構は、サプリメント情報の信頼性を確保するため、国内のスポーツ競技団体を支援している企業の製品のみを審査対象としています。さらに、ウェブサイトに公開される情報は、弁護士や医師、科学者などの有識者による審査を経て行われ、信頼性のある情報だけが提供されます。

大塚製薬の取り組み

大塚製薬は、公益財団法人日本スポーツ協会をはじめとする様々なスポーツ団体の活動を支援してきました。さらに、アンチ・ドーピングを推進するための取り組みや情報発信を行い、アスリートが安心して自社の製品を利用できる環境づくりに力を入れています。具体的には、公認スポーツファーマシスト認定制度への協賛や、スポーツを通じたウェルビーイングの促進を目指す「スポーツファーマシー®登録制度」の支援を通じて、クリーンなスポーツ環境を実現するために努めています。

日本スポーツフェアネス推進機構の声

日本スポーツフェアネス推進機構の河野一郎代表理事は、「スポーツを通じた健康維持やアスリート支援を長年にわたり行ってきた大塚製薬が、クリーンスポーツニッポン・セレクトに賛同したことに感謝する」と述べています。彼は、アスリートがより良いパフォーマンスを発揮するために、クリーンな選択をサポートする環境づくりが重要であると強調しました。また、スポーツによる豊かな社会の実現に貢献したいと語っています。

未来への展望

大塚製薬は、今後も「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」という企業理念に則り、アスリートや一般のスポーツ実施者が安心して製品を利用できるよう努めていきます。このような取り組みを通じて、人々の健康維持や増進に貢献することを目指しています。サプリメントの品質管理や適切な情報公開に努めることで、全ての人が安心してスポーツに臨むことができる社会の実現を目指します。