ウサギ・ジャポンが手掛ける「一粒萬倍 A SEED」プロジェクトの新たな挑戦とは

一粒萬倍 A SEEDパリ公演プロジェクトが始動

ウサギ・ジャポンが主導する「一粒萬倍 A SEED」プロジェクトが、一般社団法人一粒萬倍制作委員会との共創によって、2026年から始まるパリ公演に向けた新たな一歩を踏み出しました。このプロジェクトは、古事記にインスパイアされた伝統芸能を現代の視点で再解釈し、多様なアートを融合させるというユニークなアプローチを取っています。

背景と目的

プロデューサー松浦靖氏とウサギ・ジャポンの創業者、菅野敬大氏との出会いは、2020年のコロナ禍中、東証Arrowsにて行われた特別ライブイベントでのことでした。松浦氏が掲げる「五穀豊穣・収穫への感謝」というテーマは、日本文化に根ざしたものであり、ウサギ・ジャポン社が志向する「人々を幸せにする」という理念とも強く共鳴しています。

日本橋兜町・茅場町という歴史的背景を持つこの地で、松浦氏の夢が語られる中、ウサギ・ジャポンは彼のビジョンを具現化するために協力し、さまざまなディスカッションを重ねてきました。これにより、パリ公演という新たな舞台で、日本の心や文化を発信するチャンスを得ることができました。

「一粒萬倍 A SEED」とは

「一粒萬倍 A SEED」は、日本の伝統芸能を基盤に、能や狂言、日本舞踊、現代舞踊、さらには音楽などを組み合わせたフュージョン・アートです。このプロジェクトは、言葉を超えた表現方法を追求しており、観客が自由に感じ取れるオープンなアート体験を提供します。松浦氏のビジョンに基づき、伝統的な枠組みに囚われず、現代の感覚で新しい文化表現を模索しています。

パリに向けた展望

パリは、感性豊かなアートシーンが広がる街であり、「一粒萬倍 A SEED」の表現に適した場所です。このプロジェクトの展開にあたり、ウサギ・ジャポンは、地元企業や団体との連携を深め、日仏交流を促進する活動を展開していきます。

2026年のパリ公演に向けて、さまざまなアーティストとの協力や、新しいアイデアを持つ方々とのパートナーシップを図りながら、プロジェクトは勢いを増しています。また、ウサギ・ジャポン社は新しい情報を「USAGI journal」を通じて発信していく予定です。

「USAGI journal」について

「USAGI journal」は、文化の橋渡しを目的としたファシリテーション・メディアです。社会における国際交流や生活の豊かさについて考え、実践的なアクションプランを提案していく場として機能します。このジャーナルは、広報活動の拠点として、さまざまなプロジェクトや国際文化交流を広げていくことを目指しています。

具体的なコンテンツは2024年6月6日以降に順次公開される予定です。夢の実現に向けて、一粒の種から芽が出るような成長を目指す「一粒萬倍 A SEED」プロジェクトの今後に注目です。