ニッポン放送15周年記念コンサートで昭和歌謡に酔いしれる特別なひととき！

昭和歌謡の魅力を再発見する特別な夜

2025年4月17日、ニッポン放送「徳光和夫とくモリ！歌謡サタデー」の15周年を祝う特別なコンサート「昭和100年！人生の名曲に喝采を！コンサート」が東京国際フォーラムで開催されました。このイベントは、オーディエンスに愛された昭和歌謡の魅力を余すところなく体験できる一夜でした。

コンサートの始まり

この特別なコンサートでは、司会として徳光和夫と、彼の番組のアシスタントを務める石川みゆきが活躍しました。また、徳光と同じく立教大学法曹研究会出身の上柳昌彦がゲストとして登場し、会場の雰囲気を一層盛り上げました。5000人の観客が待ちわびる中、開演の時間が訪れ、舞台に立つのはバンドと共に歌い始めたベイビーブー。彼らの歌う「川の流れのように」「リンゴの唄」「青い山脈」といった名曲の数々は、会場を一瞬にして昭和の時代へと誘いました。

豪華な出演者

続けて、堺正章が「若かった頃」を歌い上げ、コンサートのオープニングを華やかに彩りました。徳光は観客に向けて「このような素晴らしいゲストの皆さんに出演いただけて、とても感謝しております」と挨拶し、イベントの意義を感じさせました。この日の出演者は圧倒的な豪華さを誇り、その全ての瞬間がハイライトと言えるものでした。

渡辺真知子の「迷い道」や「カモメが翔んだ日」は、彼女の変わらぬ声で多くのファンを魅了し、トワ・エ・モアが「虹と雪のバラード」「誰もいない海」を披露する際には、観客の心が昭和の思い出に引き戻されました。また、井上芳雄とクミコとの協演では、手紙の朗読も交えながら感動のパフォーマンスが展開され、各々の歌声が響き渡りました。

第二部の盛り上がり

後半は堺正章、井上純、岡崎友紀が登場し、トークセッションから始まりました。彼らはザ・スパイダース時代のエピソードを披露し、岡崎が歌った「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」や「私は忘れない」も観客の心に響きました。徳光が語ったように「歌は永遠の命を持っています」と言った言葉が印象的でした。

その後、タブレット純が黒沢明とロス・プリモスの「ラブユー東京」を、井上芳雄が西城秀樹の「ブルースカイブルー」を披露し、クミコもちあきなおみの「喝采」を歌うなど、昭和の名曲が次々に歌い継がれていきました。

五木ひろしも特別ゲストとして登場し、「よこはま・たそがれ」や「夜空」を自らの半生を振り返りながら熱唱しました。彼の語りも相まって、会場は感動に包まれました。最後に、堺正章が「さらば恋人」と「街の灯り」を披露し、軽妙なジョークでさらなる笑顔を生み出しました。

終幕と感謝

コンサートの終幕際、徳光が「皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか？」と問いかけると、温かい拍手が響きました。出演者全員がステージに再登場し、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を観客と共に合唱する光景は、感動的なフィナーレを飾りました。音楽の力でつながり、世代を超えた瞬間を一緒に味わった5000人の観客たちは、笑顔で会場を後にしました。

この模様は、2025年7月に映画・チャンネルNECOでテレビ初放送される予定で、多くの人々に昭和歌謡の魅力が再び届くことでしょう。