高校生ドローンレーサー・山本悠貴選手が国際大会で優勝を果たす
2026年6月、アメリカ・インディアナ州で開催された「MultiGP International Open」において、高校生FPVドローンレーサーの山本悠貴選手(16歳)が注目の優勝を収めました。この大会は世界最大級のドローンレースリーグ、MultiGPが主催するものであり、数多くの優秀なパイロットが集結しました。山本選手はチームレースにおいて、トルコ・ドイツ・中国の選手らと組み、見事に優勝を果たしました。個人戦でも全体5位という結果を残し、その実力を世界に示しました。
大会の概要と特徴
「MultiGP International Open」は2018年から毎年開催されており、2026年には9回目を迎える国際大会です。今回の大会には、公式発表によると13カ国から約200名のパイロットが参加しました。
Team Racingのルール
Team Racingは、1ラウンドが4レースから構成され、各チームは1レースにつき1人ずつしか出場できません。全員が一度ずつ参戦し、得点を競います。山本選手はこの独特な競技形式で見事にチーム優勝を果たしました。さらに、個人戦では予選を経てトーナメント形式でのレースを行い、彼は全体5位という素晴らしい結果を収めました。
山本選手のコメント
大会を振り返り、彼は「Team Racingで優勝し、全体5位という好成績を残せました。プレッシャーが掛かる中でも、チームメンバー全員が最高のパフォーマンスを発揮できたことが嬉しいです。個人トーナメントでは、トップ4には届かなかったものの、昨年の成績を大きく上回ることができました」と語りました。
国内大会「JDL Round4」での完全優勝
続いて、山本選手は国内最大級のドローンレース「JDL Round4」においても素晴らしい成績を残しました。2026年7月11日・12日、山形県東根市で行われたこの大会では、予選1位、アタックポイント1位、総合1位と、完全優勝を達成しました。
JDLの特徴
JDLは日本国内のFPVドローンレースシリーズで、様々なレベルのクラスに分かれています。山本選手が出場したProクラスでは、技術力を問われる試合が展開されます。アタックポイントとは、単独飛行での最速タイムを競う枠であり、非常にスリリングな要素を含んでいます。
コンスタントに成績を上げ続ける山本選手
山本選手は今回の優勝について、6月の「MultiGP」での経験が活かされ、緊張する場面でも冷静に飛行できたと絶賛しています。これからの大会に向けて、彼はさらなる勝利を目指して練習を重ねていく所存です。
山本悠貴選手のプロフィール
山本選手は杉並区出身で、若干16歳にして国内外での活躍が目覚ましいレーサーです。2024年には中国で開催されたFAI World Drone Racing Championshipに日本代表として出場し、チームとして世界3位を達成しました。また、FPVドローンレースを通じて空撮にも取り組み、その才能を多角的に発揮しています。
会社の支援と今後の展望
山本選手の活躍を支える株式会社ドローンショー・ジャパンは、最近彼とのスポンサー契約を更新しました。これにより、彼のドローンレース、さらにはドローン業界の発展を引き続きサポートしていく姿勢を明確にしています。
ドローンレースの人気は高まり続けており、山本選手はその牽引役として更なる成長が期待されています。次の大会には8月22日・23日に岡山で出場予定で、再び優勝を狙って練習に邁進しています。