平成の香りが漂うドッキリ企画
この春、テレビ大阪で新たに放送される番組が話題を呼んでいる。野武士系漫才コンビのツートライブと豪快キャプテンが登場し、平成時代に流行した体を張ったドッキリ企画に挑戦するのだ。3月24日の放送から始まるこの番組は、リーダーシップとリアクション力を鍛える趣旨のもと、現代のバラエティ番組ではなかなか体験できない”平成風”のドッキリが展開される。
コンセプトは「平成感あふれるバラエティ」
平成時代は、無茶をすることが当たり前とされ、視聴者を楽しませてきた。それに影響を受けた芸人たちは、リアルなリアクションや鮮やかなツッコミを武器にしてきた。この新番組は、そんな平成のバラエティ文化を肌で感じる機会を提供する。
例えば、第1回のオープニングは、突如として落下する『茹でダコ』から始まる。これは番組メンバーにとってまさに予想外の出来事。四者四様のリアクションが見どころだ。実際には生きたタコを使うことはできないものの、ドッキリ感を重視し、おもしろさを追求する姿勢には敬意を表したい。
ドッキリで鍛えられるバラエティ能力
ドッキリ企画は、これまでのスタンダードな形式をアレンジした新たな挑戦となる。制作部長による名刺パッチンからはじまり、次第にシュークリームボックスやケーキ爆破など、さまざまな仕掛けが用意されている。それぞれの挑戦に対して、彼らがどのようにリカバリーしていくのかが、視聴者の楽しみを引き立てる要素となる。特に、ツートライブ・たかのりがケーキ爆破のプチドッキリでリカバリーに苦労する姿は必見だ。相方の周平魂が魅せるコンプライアンス無視の平成リアクションは、令和の視聴者を驚かせること間違いなしだ。
また、ドッキリに備えて、後輩芸人が思わぬ仕掛け人になったりすることで、より一層スリリングな展開が待ち受けている。さらに、大会議室での「にんげんっていいな・星河」の体重49キロのタイキックも注目ポイント。軽やかさとインパクトを併せ持つ彼のリアクションも見逃せない。
今後の展開に大注目
第1回の放送を終えたら、続けて第2回が3月31日に放送される。「町をキレイにしたお金でみんなで儲けよう 夢競馬!」というテーマで、また新たな挑戦を展開する。平成時代に人気の自腹競馬企画を現代風にアレンジした内容で、野武士系芸人たちは町のゴミ拾いをしながら競馬で儲けを狙う。
この企画は、ただのバラエティに留まらず、環境問題に対する意識を高める狙いもある。彼らがどのように環境に貢献しつつ、笑いを生み出すのか。その結果としてどのようなハプニングが待っているのか、これは視聴者にとって見る価値のある詳細な物語である。最もリカバリーができていなかったメンバーには、テレビ大阪伝統の罰ゲームが待っているので、今後も目が離せないだろう。
この番組は、令和の時代だからこそ、身体を張った芸人たちの姿に新たな価値を見出すことができる。果たして、彼らはバラエティ能力をどこまで高めていくことができるのだろうか?次回の放送もお見逃しなく!