コクーン アクターズ スタジオ 第3期の新展開
2024年4月に開講予定の「コクーン アクターズ スタジオ(CAS)」は、新たな常任講師として演出家の堀越涼を迎えることが決まりました。これにより、次世代の才能を発掘し育成する機会がさらに広がることでしょう。
常任講師 報告の背景
堀越涼は、劇団「あやめ十八番」の代表でもあり、独自の美意識を反映した和モダンな作品を手がけています。役者としての経験を経た後、演出家としても数々の舞台で高い評価を受けています。彼がCASの第3期生の演技レッスンを担当することで、受講生は新たな視点や技術を学び、自らの表現力を高めることが期待されます。
発表公演の概要
第3期生の発表公演では、松尾スズキ氏が脚本・監修の新作ミュージカル『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』が2026年12月中旬に上演される予定です。この作品では、若き俳優たちが織り成す物語がシニカルな笑いを交えながら描かれる予定で、堀越涼がその演出を担当します。彼の特異な演出スタイルを通じて、若手俳優たちの情熱や生命力を感じさせる舞台が期待されます。
松尾スズキの想い
主任講師を務める松尾スズキは、自身の影響力が薄れていくことについて言及しながらも、若手の育成が重要であると強調しています。現役の演出家としての危機感を抱えつつも、「小銭稼ぎがんばって」と言われた先輩の言葉を胸に、教えることに情熱を注いでいる様子が伺えます。多くの受講生が演劇の世界へと羽ばたくことができるよう、さらなるサポートを提供する意気込みを感じさせます。
堀越涼の情熱
堀越涼もまた自身の思いを語り、過去に「CAS」で学んだ俳優たちとの出会いが印象に残っていると述べています。演出家としての立場から、若い才能の輝きを引き出し、生命力あふれる作品をともに作り上げることを目指しています。彼は受講生たちにとっての大きな支えとなることでしょう。
第3期生の募集詳細
現在、「コクーン アクターズ スタジオ」では第3期生の応募を受け付けています。演技だけでなく、歌、ダンス、パントマイム、時代劇の所作など、多様なスキルを身につけるカリキュラムが用意されています。応募は8月15日から9月16日まで受け付けており、特に演技経験の有無は問われないため、多くの初心者が参加しやすい環境となっています。
さらに、レッスンの見学会も開催されており、実際の日常のレッスンの様子を確認できる機会が提供されています。これにより、参加を考えている方々は、どのような環境で学ぶのかを理解できるでしょう。演劇に対する熱い情熱を持つ皆様の参加をお待ちしています。
結論
「コクーン アクターズ スタジオ 第3期」は、日本の演劇界に新たな風を吹き込むチャンスです。堀越涼や松尾スズキの指導のもとで、未来の才能たちがどのように成長し、舞台で輝いていくのか、目が離せません。ぜひこの素晴らしい環境に飛び込んで、新たな自分を発見してみてください。