ザスパのリーダーシップ変革が近づく
株式会社ザスパは、代表取締役会長の赤堀洋氏が2026年1月31日に退任することを発表しました。この決定は、11月27日の取締役会で承認されたもので、ザスパの未来にとって重要な一歩となります。
赤堀氏は2020年からザスパの取締役を務め、2023年から会長としてクラブを牽引してきました。彼の在任中には、クラブの練習拠点「GCCザスパーク」が完成し、トップチームとアカデミー、地域の皆さんとのつながりを深める環境が整いました。
また、今年の5月にはカインズとベイシアがザスパの過半数の株式を取得し、ザスパは新たにベイシアグループの一員となりました。この変化は経営基盤を一層強固にし、今後の成長に向けた明確なビジョンを提供するものとなったのです。
赤堀会長は自身の退任について、次のように述べています。「経営基盤が整備された今、細貝社長兼GMを中心とした新たな経営体制に移行するのが自然であり、クラブにとって最も前向きな選択だと考えました。」
これまでザスパを支えてくれたファン、サポーター、パートナー企業、株主、行政、ボランティア、アカデミー関係者など、皆様に感謝の意を表しています。彼は「満員のホームスタジアムでJ1のリーグ戦が行われる日を心から楽しみにしています」とも語っており、クラブの未来に対する期待を寄せています。
ザスパはこれからも前進を続け、ファンの期待に応えられるクラブであり続けることを目指しています。赤堀会長のビジョンを受け継ぎながら、新たなスタートを切ろうとするザスパの姿勢に、他のスポーツクラブにとっても一つの模範となることでしょう。今後のさらなる発展に目が離せません。