影山茉以さんインタビュー - ポーランド国立バレエ団の才能
ポーランド国立バレエ団のファーストソリスト、影山茉以さんが、バレエの魅力や自身のキャリアについて語ってくれました。彼女の視点を通し、バレエ界の裏側や彼女の生活様式に迫ります。
影山茉以さんのバレエダンサーへの道のり
影山さんは、3歳という幼い頃からバレエに親しみ始めました。12歳でアクリ・堀本バレエアカデミーに入門し、マシモ・アクリや堀本美和といった著名な指導者の下で技術を磨きました。この時期、彼女は10歳から12歳までの間、AMスチューデントとジュニアバレエのプログラムにも参加し、牧阿佐美に師事しました。
15歳でベルギーのアントワープバレエスクールに留学した影山さんは、その後エストニアやクロアチアのバレエ団でキャリアを積み、現在はポーランド国立バレエ団のファーストソリストとして活躍しています。長い旅路を経た影山さんは、数々のバレエコンクールでの受賞歴を持っており、特に2001年のオールジャパンバレエユニオン児童の部での第1位などが彼女の実力を裏付けています。
ポーランド国立バレエ団の魅力
影山さんにとって、ポーランド国立バレエ団はただの職場ではなく、彼女の表現を形にする場所でもあります。「ポーランド国立バレエ団は、技術と情熱が共存する空間です。チームの一員として、とても貴重な経験をさせてもらっています」と影山さんは語ります。ポーランドのバレエ界は競争が激しく、多くの才能が集まりますが、それが彼女にとっての成長の原動力となっています。
ポーランドでの生活
ポーランドでの生活は、影山さんにとって新しい経験の連続です。文化の違いや言語の壁もあった中で、友人や同僚との絆を深めることで、彼女は尊い経験を得てきました。「ポーランドの食文化や人々との交流がとても楽しいです」と笑顔で話す影山さん。食事や生活習慣など、異文化を直に体験することで彼女の感性が磨かれていく様子が伺えます。
バレエダンサーを目指したきっかけ
影山さんがバレエダンサーを目指すようになったきっかけには、周囲の影響と自身の強い情熱があります。「最初は、母の影響で始めましたが、舞台に立った瞬間、自分を表現する喜びを知ったんです」と彼女は回想します。また、ポーランド国立バレエ団に入団した理由は、優れた技術と国際的な舞台での機会が多く、彼女自身の成長につながると感じたからだそうです。
ガラコンサート「シンデレラ」の見どころ
現在、影山さんは2025年8月8日に予定されている『バレエアンサンブルガラ~東京~』の準備に取り組んでいます。「この公演では、シンデレラの抜粋も披露します。この作品は、感情の真髄を表現することができる素晴らしいバレエです」と熱い思いを伺いました。プロのダンサーと未来のダンサーたちとの共演は、観客にとっても見逃せないイベントになりそうです。
影山さんの情熱と努力の結晶が詰まった公演に、ぜひご期待ください!