東京山九フェニックス、女子ラグビー史上初の3連覇を達成！圧巻の勝利

東京山九フェニックス、女子ラグビー史上初の3連覇達成！

2023年、第11回全国女子ラグビーフットボール選手権大会にて、女子ラグビーチームの東京山九フェニックスが見事な勝利を収めました。今回の大会は、秩父宮ラグビー場において初めて女子の15人制ラグビーが単独で開催されたことも特筆すべき点です。この大会で、フェニックスは強豪PEARLSを13−5で下して優勝を果たし、昨年に引き続き3度目の栄冠に輝きました。これは女子ラグビーの大会史上、初の3連覇となります。

勝利の裏側にある選手たちの努力

試合は厳しいものでしたが、東京山九フェニックスは最後までリードを守り切ることに成功しました。特に試合終盤、PEARLSによる猛攻に晒されましたが、全選手が決して諦めることなくコートを駆け回り、見事なパフォーマンスを持って戦い抜きました。彼女たちの結束と努力が、優勝という結果を生み出したのです。

コーチとキャプテンからのメッセージ

ヘッドコーチの吉田永昊氏は、全勝優勝を成し遂げたことに対する嬉しさとともに、選手たちや支えてくださる全ての方々への感謝の気持ちを表明しました。特に、昨年からチームのキャプテンとして新たにチームを牽引している佐藤優奈選手に対しては、彼女が怪我から復帰し、強いプレッシャーの中で頑張っている姿に感謝しています。サポーターやスポンサーの力もまた、チームにとって不可欠な要素であり、今後もその期待に応えていく所存です。

キャプテンの佐藤選手も、試合を振り返りながら感謝の意を述べ、「あっという間に感じられる80分間を過ごせたことが嬉しい」と語りました。彼女の言葉から、チームメンバー同士の絆やサポーターへの感謝が強く伝わってきます。

東京山九フェニックスの歴史と未来

東京山九フェニックスは、2013年に設立された女子ラグビーチームで、設立当初から渋谷区を拠点に活動してきました。チームはダイバーシティーを尊重し、新しい女子スポーツ文化を創造することを目指しています。これまでに、多くの選手が日本代表として国際舞台に立っており、女子ラグビーの発展に貢献しています。

最新のシーズンでは、女子15人制大会で2度目の連覇を果たし、さらに2024年には3連覇を目指しています。今後も多くの期待が寄せられる中、国内では新たな7人制ラグビーシーズンが待っています。また今年8月にはイングランドで開催されるW杯にも、東京山九フェニックスから多くの選手が出場することが期待されています。