スシロー未来型万博店が大阪・関西万博での出店準備開始
2025年、日本がホストを務める大阪・関西万博において、スシローが新たな店舗「スシロー未来型万博店」を出店することが決まりました。スシローを運営する株式会社あきんどスシローは、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの子会社で、同社は大阪府吹田市に本社を置いています。この新しい取り組みは、単なる寿司提供の枠を超え、グローバルな視点で「すし屋の未来」を世界に広める重要な一歩です。
協賛企業との連携
この度スシローは、協賛企業を発表しました。これにより、万博での出店に向けた準備が運営側だけでなく、連携企業と共に進められていくことになります。理念として、”変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。”を掲げているF&LCは、日本国内外で事業を展開している一大企業であり、2030年には183店舗の海外展開を目指しています。
2020年のドバイ国際博覧会では、日本館のレストランとして唯一の出店を果たした実績があり、国際博覧会への出店は今回が2度目となります。これにより、スシローは新たな技術と持続可能な海洋資源の利用を融合し、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマにも調和した形で出店を果たします。
未来型営業施設の理念
スシローが出店する「スシロー未来型万博店」は、来場者に新たな体験を提供するため、最先端の技術を駆使していくつかのユニークな特長を持ちます。特に、デジタル スシロービジョン(通称:デジロー)を採用する方針で、これはデジタルビジョンと回転レーンを融合させたシステムです。
デジローは、寿司を回しながら、リアルタイムでオーダーができる新しいスタイルを実現し、単に寿司を食べるだけでなく、家族連れや若者たちに楽しんでもらえるエンターテインメント性も根付いています。この先進的なシステムは、2024年9月から導入を開始し、2025年9月末までに100店舗以上に拡大する予定です。
出店概要と今後の発表に乞うご期待
スシロー未来型万博店の出店期間は2025年4月13日から10月13日までの184日間で、それに向けた準備が着々と進んでいます。外観や具体的な提供メニューについては、今後公式サイトでの発表が予定されており、楽しみな要素が盛りだくさん。今後の詳細もチェックしておいてください。
このように、スシローは未来型営業施設の導入を通じて、ただの飲食店ではなく、食と文化が交差する新しいエンターテイメント空間の実現に挑戦していきます。大阪を起点に、グローバルに広がるその取り組みに注目です。