京都の裏路地で味わう個性的な酒場巡り
京都といえば、美しい街並みや歴史的な文化が魅力ですが、裏路地には隠れた個性派の酒場が潜んでいます。3月8日に放送された『おとな旅あるき旅』では、京都の裏通りを歩きながら、ハシゴ酒と絶品グルメを満喫する旅の様子が届けられました。今回の旅を共にしたのは、三田村邦彦さんと吉川亜樹さん。さっそく彼らが訪れたスポットをご紹介します。
雅な襖絵を拝見!
まず、彼らが立ち寄ったのは東本願寺宮御殿の桜下亭で、特別公開中の円山応挙の襖絵「子日遊図」を鑑賞します。墨の繊細なラインが美しいこの襖絵に思わず見入る三田村さんの姿も印象的でした。歴史あるアートに触れることができるのは、この時期ならではの貴重な体験。
話題のグルメスポットへ
次に二人が向かったのは、五条に位置する大正時代の京町家をリニューアルした「湯浅会館」。ここでは、本場のフランスの香り漂う「炭火ビストロNattsun」で、特製の『野菜のテリーヌ』を堪能します。この料理には毎月異なる新鮮な野菜が使用され、見た目も宝石のように美しく仕上げられています。
新感覚のワイン体験
続いて、木屋町通と松原通の角に位置する「SUMI」では、初めて聞く「ワインの出汁割」を楽しみます。グラスの縁には七味が振りかけられており、独特の風味を引き出す新しい組み合わせに驚きの声があがる場面もありました!
変わり種蕎麦で絶品体験
次に訪れた「suba」では、島根県産しじみと発酵バターのそばや、国産牛ホルモンと黄ニラのそばなど、斬新なアレンジのお蕎麦を堪能。出汁との相性も抜群で、素晴らしい食体験になったようです。
人気割烹でのラッキー体験
さらに路地を散策していると、看板も暖簾もない「オテル・ドゥ・オガワ」にたどり着きます。ここでは予約ができず、席が空いていれば入店できるという運試しのような体験。幸運にも入れた二人は、名物の『だしまきたまご』をいただき、そのフワフワの食感に感動を覚えました。オープンキッチンで、新鮮な『さばずし』を楽しむ姿も印象的でした。
フルーツとナチュラルワインの組み合わせ
次に訪れた隠れ家の「ietiem」では、ローストビーフとブドウのブルスケッタをいただきました。フルーツとお肉の妙味が詰まった一品に、二人も大満足の様子でした。ここでのグラスワインも格別だと評判です。
魅力的な特別公開
また、「建仁寺・西来院」では750年ぶりとなる「白龍図」の大迫力を堪能しました。このように、京都の裏路地の魅力はさらに深いと言えるでしょう。
不思議な造りの居酒屋
旅の締めくくりは「みはらランドリー」。どぶろくで乾杯し、驚きのメニューを楽しませてくれる居酒屋です。看板をもたないこのお店には、他にも謎めいた秘密が隠されていて、訪れる価値は十分にあるでしょう。
このように、京都の裏路地をハシゴ酒しながら味わう美味しいもん巡りは、ただの食事を超えた文化体験に満ちあふれています。次回の訪問時には、ぜひ自分だけの穴場を見つけに行ってみてはいかがでしょうか!