映画『シリアル・ママ[新録吹替版]』放送情報
ジョン・ウォーターズ監督のブラックコメディ映画『シリアル・ママ』が、待望の新録吹替版として「BS10スターチャンネル」にて放送されることが決まりました。これは1990年代に人気を博した作品ですが、日本語吹替版は初めての試みです。主演であるキャスリーン・ターナーが演じる主人公ビバリー・サトフィンは、一見すると良妻賢母に見えるものの、実は連続殺人犯という驚きのキャラクターを持っています。
新録での吹替えを担当するのは、実力派声優の本田貴子。彼女は『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョボビッチや、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロンなど、さまざまな強い女性キャラクターを声で表現することで知られています。そんな彼女がビバリー役をどのように演じるのか、期待が高まっています。
放送日時は4月30日(水)14:00からで、「BS10スターチャンネル」で視聴可能です。ジョン・ウォーターズ監督の独特な世界観がブラックユーモアと共に描かれたこの映画。コメディともホラーとも言える不思議なバランスを持った作品です。
物語のあらすじ
アメリカの閑静な住宅街。主婦であるビバリー・サトフィンは、歯科医の夫ユージーン、娘のミスティ、息子のチップに囲まれて平穏な生活を送っているかのように見えます。しかし、その裏には心の奥深くに隠されたストレスと狂気が隠れています。
ある日、近所のヒンクル夫人に対し、ビバリーはイタズラ電話をかけ、その中で卑猥な言葉を浴びせることで一時的なストレス発散を図ります。さらに、チップの高校のPTA面談へ出席した際、教師から息子を馬鹿にされたビバリーは、衝動的に暴力的な行動に出てしまいます。なんと、自身の車で教師をひき殺してしまうのです。
このように、映画はビバリーの心の葛藤や家庭環境の影響を描きながら、観客に衝撃と笑いを与えます。普通の主婦としての外見とは裏腹に、彼女の内面に潜む暗闇や、社会に対する反発心が物語の核心に迫ることでしょう。
BS10スターチャンネルでは、映画とドラマを愛する人々のために最新のハリウッド作品からクラシックな名作まで多彩なプログラムを提供しています。『シリアル・ママ[新録吹替版]』もその一環として、多くのファンに新たな体験を届くことでしょう。ぜひこの機会をお見逃しなく!