国立映画アーカイブでの特集上映「映画監督 是枝裕和」が始まります!
現代日本を代表する映画作家、是枝裕和監督の特集上映が国立映画アーカイブで開催されます。このイベントは彼の業績を振り返り、観客が彼の映画世界を深く味わえる貴重な機会です。
是枝裕和監督の歩み
是枝裕和(1962年生まれ)は、映画監督、脚本家、プロデューサーとして知られており、彼の作品は常に深い人間ドラマと社会的テーマを映し出しています。テレビマンユニオンでのドキュメンタリーの経験をもとに、1995年に初の長編劇映画『幻の光』を発表。以降、彼の作品は国内外で数多くの賞を受賞し、特に2018年の『万引き家族』は第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞したことで一躍名を馳せました。
特集上映の詳細
この特集上映は、映画祭での評価を踏まえ、是枝監督の約30年にわたる全てのフィルモグラフィーをひも解く絶好のチャンスです。長編映画だけでなく、初期のTVドキュメンタリーやTVドラマ作品も含まれ、全24プログラム、30作品が編成されています。有名な作品群に加え、一部の作品は新たにニュープリント化されたDCPでの上映となります。
何と言っても見逃せないのは、初期のTVドキュメンタリー作品『しかし…福祉切り捨ての時代に』や『もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~』が特別上映されることです。これらの作品は是枝監督によれば「その後の僕を方向付けた」という重要な作品であり、彼の成長と人間的な探求を示すものです。
また、連続TVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」を国内初公開し、全10話をスクリーンで楽しめるのもこの特集の特長の一つです。
豪華トークイベント
上映期間中には、トークイベントも予定されています。是枝監督や、彼の作品に関わりを持つ多くのゲストが登壇予定で、映画の魅力について熱く語られることでしょう。出演予定の豪華なゲストには、俳優の井浦新、画家・作家・俳優のリリー・フランキー、エッセイストの内田也哉子、撮影監督の山崎裕、映像作家の瀧本幹也など、多岐にわたるジャンルのクリエイターたちが名を連ねています。
上映作品一覧
上映作品の中に含まれる主なタイトルには、以下のものがあります。
- - 『幻の光』(1995)
- - 『ワンダフルライフ』(1999)
- - 『誰も知らない』(2004)
- - 『万引き家族』(2018)など。
これらの作品は、是枝裕和監督が描く人間ドラマを根底から支える観察眼と深みを実感させてくれるものばかりです。特に、国内初の特集上映にあたっては、ファンはもちろんのこと、これから是枝監督の作品に触れようとする新たな観客にとっても非常に貴重な機会です。
開催情報
- - 企画名:映画監督 是枝裕和
- - 会期:2026年6月2日(火)~28日(日)
- - 会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
- - 入場料金:一般1300円、高校・大学生・65歳以上1100円、小・中学生900円、障害者800円(付添者は原則1名まで)
是枝裕和監督の作品を一望できるこの特集上映は、映画ファンにとって置いては見逃せないイベントです。是非、劇場に足を運んで、彼の映画作品が持つ深いメッセージを肌で感じてください!