Valkyrie北米デビュー
2025-03-12 15:41:54

アストンマーチンValkyrieが北米デビュー!セブリングでの挑戦が始まる

アストンマーチンValkyrie、北米レースデビュー



2025年3月11日、アストンマーチンの名を冠するハイパーカーValkyrieが、米国のモービル1セブリング12時間レースにてIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の舞台に立ちました。このレースは北米における極限の耐久戦として知られ、Valkyrieのデビューは特別な意味を持つものとなっています。

Valkyrieの特異性



Valkyrieはアストンマーチン初の「ル・マン・ハイパーカー」として、IMSA最高峰GTPクラスで公道仕様のハイパーカーを基にした唯一のモデルです。このセブリングでのレースデビューは、アストンマーチンが2011年のアメリカン・ル・マン・シリーズ以来、スポーツカーレースの最上位部門に戻る象徴的な挑戦となります。

競技バージョンのValkyrieは、アストンマーチン・パフォーマンス・テクノロジーズによって開発され、6.5リッターV12エンジンを搭載。エンジンは最高回転数11,000rpm、最大出力は1,000bhpだが、705bhpに制限されています。これにより、性能と安全性の両立が図られています。

旬のドライバーたち



今回のIMSAデビューには、経験豊富なドライバー陣が揃いました。カナダ出身のロマン・デ・アンジェリスや、英国のロス・ガンがこの挑戦を乗り越え、Valkyrieを駆ります。両者はアストンマーティン・レーシング・アカデミーの卒業生でもあり、彼らの手によってこのハイパーカーが力強くセブリングを駆け抜けることが期待されます。さらに、スペインのアレックス・リベラスも加わり、シーズンを通じての責任を担います。

セブリングの挑戦



セブリングという舞台は、厳しい条件で知られています。特に身体的・精神的な挑戦が求められるこのレースにおいて、ドライバーたちはこれまでにない経験を楽しみにしています。ロス・ガンは「全力を尽くし、セブリングの舞台での車両性能を最大限引き出す」と意気込みを語っています。

ロマン・デ・アンジェリスも「セブリングでの初レースは特別で、夢のような体験になるだろう」と期待を寄せています。そして、アレックス・リベラスは「セブリングは非常に難しいサーキットであり、全員にとって大きな挑戦になることは承知している」と警戒しつつ興奮を隠せません。

THORのサポート



アストンマーチンTHOR(The Heart of Racing)チームは、Valkyrieがこの挑戦を成功させるために全力を尽くしています。チーム代表のイアン・ジェームズは、「主要なプラットフォームで競い合うという夢の実現を果たすことができる」と誇らしげに語ります。この種のハイパーカーが北米のレースシーンで注目を集めることは、アストンマーティンにとってまたとない機会であると強調しました。

まとめ



アストンマーチンValkyrieは、セブリングでのレースデビューを通じて新たな歴史を刻もうとしています。アメリカのレースファンにその圧倒的なパフォーマンスと美しさを披露し、これからのシーズンに向けた第一歩を踏み出します。次なる展開に期待が高まる中、セブリングでの奮闘が注目されます。


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