東京パワーテクノロジーとデフ陸上競技協会の新たな提携
東京パワーテクノロジー株式会社は、デフアスリートの活躍を支えるため、一般社団法人日本デフ陸上競技協会とのオフィシャルトップパートナー契約を結びました。この契約は、同社が推進するダイバーシティ&インクルージョン(D&I)活動の一環として位置づけられています。
契約の締結式は、2025年5月5日に行われる第22回日本デフ陸上競技選手権大会の開会式後に実施され、東京パワーテクノロジーの田中茂総務部部長とデフ陸上競技協会の佐藤將光会長が出席しました。
デフアスリートの支援に向けた取り組み
この提携によって、東京パワーテクノロジーはデフアスリートの競技環境を整えるだけでなく、大会への出場支援やデフスポーツに対する理解促進を図る方針です。これにより、デフアスリートたちがより良い競技条件下で活動できる基盤を築き、同時に多様性が尊重される社会の実現に寄与していく考えです。
同社は、これまでにも聴覚に障がいのあるデフアスリートの積極的な採用を続けており、障がいの有無にかかわらず全ての人が共にいきいきと活躍できる職場環境の整備に取り組んできました。この視点から、今回の契約はさらなる一歩となるでしょう。
D&Iをより深く根付かせる
東京パワーテクノロジーは、デフスポーツの振興に加え、D&Iの理念を社内外で浸透させることを目指しています。デフアスリートへの理解を深めるための情報発信にも力を入れ、広く認知を進めることが期待されています。これにより、聴覚障がいのある方々がスポーツを通じて社会に参加しやすい環境を提供し、より inclusiveness な社会を築くことを目指しています。
社会参画を後押しするスポーツの力
スポーツは、単に身体を鍛えるだけでなく、個人の自信を高め、社会参画を促進する力を持っています。特に、デフアスリートたちの活動を支援することは、彼らの存在を多くの人に知ってもらう絶好の機会となります。東京パワーテクノロジーは、音のない世界でも力強く挑戦するデフアスリートたちに対して、応援の手を差し伸べることで、彼らが輝くフィールドを広げていく姿勢を示しています。
この提携によって、東京パワーテクノロジーはデフスポーツがもたらす社会的意義を再認識し、全ての人がそれぞれの色で光り輝く社会の実現に向けて、一層の努力を続けていくことでしょう。今後の取り組みに期待が高まります。