新たな自動車パーツ売買プラットフォーム『モビフルパーツ』とは
2025年1月15日、ユニオンエタニティ株式会社が株式会社ビッグウェーブと共同で新たなマーケットプレイス『モビフルパーツ』をオープンします。これは自動車の中古パーツを一般ユーザーが簡単に売買できるプラットフォームであり、クルマのライフサイクル全体におけるサービスの一環として期待されています。
開発の背景
このプロジェクトは、クルマに関する幅広いサービスを提供する『モビフル』の運営の中で、ユーザーが経験する問題を解決するためにスタートしました。特に、中古パーツの売買が専門業者だけに限られている現状を変えることが目的です。多くの一般ユーザーは『Yahoo!オークション』や『メルカリ』といったフリマアプリを利用していますが、これらでは出品の種類が限定されており、ニーズに応えられていません。
『モビフルパーツ』では、ビッグウェーブが提供する豊富な在庫データを元に、中古パーツを簡単に検索し、確実に入手できる環境が整っています。特に、自動車補修用リサイクルパーツの全国ネットワークを活用することで、一般ユーザーにもアクセスしやすいプラットフォームを目指しています。
『モビフルパーツ』の特徴
安全性の確保
近年、自動車の盗難事件が増加している中で、中古パーツの安全性は非常に重要です。『モビフルパーツ』では、自動車解体業の許可や古物商許可証の提示を必須としており、さらには売買の承認に反社会的勢力チェックを導入することで、盗品の流通を防止しています。これにより、一般ユーザーにも安心して使用できるプラットフォームの運営が実現されています。
高度な検索機能
このプラットフォームの検索機能は、業界の声を元に設計され、ユーザーが求める部品を簡単に見つけることができるようになっています。例えば、車の型式や兄弟車種から求めるパーツを検索することが可能で、自動車の専門知識があまりない一般ユーザーでも使いやすくなっています。解体業者や整備士も利用しやすい設計が魅力です。
今後の展望
『モビフルパーツ』は今後、データを蓄積しAI機能の導入を進める計画です。これにより、どの車種にどの中古パーツが適合するかを自動的に判断できるシステムを構築し、一般ユーザーにとっても使いやすいプラットフォームを作っていく方針です。こうした取り組みにより、自動車の中古パーツ市場の活性化が期待されています。
会社概要
- - 会社名: ユニオンエタニティ株式会社
- - 所在地: 大阪府大阪市西区南堀江1-1-14 四ツ橋中埜ビル4F
- - 代表者: 代表取締役社長 安部哲史
- - 設立: 2016年5月
- - 事業内容: WEBサービス事業
これからの『モビフルパーツ』の展開がどのように進化していくのか、目が離せません。自動車愛好者や一般ユーザーが利用しやすいプラットフォームとして、多くの人に必要とされるサービスとなることを期待しています。