音楽が織りなすメロディーと共創への挑戦
音楽プロジェクト『Earth Pieces(アース・ピースィーズ)』が、2025年の横浜マラソンのチャリティプログラムに選出されました。これは、様々なバックグラウンドを持つ人々が集まり、一つの音楽を創り出す新しい試みでもあります。このプロジェクトは、次年度の冬季パラリンピックが行われるイタリア・ミラノでの公演に繋がる重要なステップとして位置付けられています。
プロジェクトの概要と目的
横浜市に本拠を置く認定NPO法人スローレーベルが展開する『Earth Pieces』は、参画型の音楽プロジェクトで、プロのミュージシャンから初めて音楽に触れる人まで、誰もが参加できる仕組みが特徴です。合奏には、年齢や国籍、障害の有無を問わず、28名もの参加者が集まり、それぞれの音色が融合した『喜びの歌(第九)』の演奏が行われました。
このように音楽を通じた共創体験を提供することで、社会的なつながりを深めることを目指しています。また、音楽を用いた新たな教育視点を取り入れ、多様なニーズに応える楽譜やデモ音源、ジェスチャーを駆使した「音楽の設計図」も開発中です。これにより、すべての人々が合奏に参加できる環境を構築することを目指します。
横浜マラソンに向けた活動
横浜マラソン2025では、チャリティランナーを募集中で、参加者はエントリー費の一部を寄付することで、このプロジェクトを支えることができます。参加者は走ることで、この美しい音楽プロジェクトの一部となり、大きな目的を持って走ることができます。
2025年6月25日までエントリーを受け付けており、参加を通じて、音楽の力で社会課題が解決されることを願っています。また、サステナビリティやアクセシビリティの観点からも進化を続けるこのプロジェクトは、報道にも取り上げられ、多くの関心を集めています。
国際的な視点からの展開
2026年には、ミラノで行われる冬季パラリンピックの期間中に、規模をさらに拡大した公演を企画しています。音楽監督の蓮沼執太を中心に、障害者ミュージシャンが活躍する場を提供する「AllegroModerato」との連携で、インクルーシブな舞台を創り出します。この音楽プロジェクトは、ただの演奏会ではなく、多様性を尊重する新しい音楽体験を皆と共に創り出すことを目指しています。
共創の価値と未来への希望
栗栖良依芸術監督は、音楽を通じて“共にする”ことの重要性を強調しています。『Earth Pieces』は、既存の価値観に挑みながら、参加者一人ひとりの音が尊重される場を提供します。このプロジェクトは、人と自然、テクノロジーが響き合う未来を目指し、2030年の国連総会で新たな『喜びの歌』を奏でることを夢見ています。
音楽を愛する皆さん、ぜひこのチャレンジに参加し、一緒に新しい音楽の可能性を探求していきましょう。共に走り、共に奏でることで、私たちの限界を越えて、さらなる未来を開く力となるのです。