NOK熊本の田植え体験
2025-06-10 13:48:06

NOK熊本が取り組む「水田オーナー制度」で家族がつながる田植え体験

NOK熊本が挑む「水田オーナー制度」で家族の絆を深める田植え体験



NOK株式会社は、本社を東京都港区に置く企業であり、地域の地下水保全活動に積極的に参加しています。今年で6年目となる「水田オーナー制度」に協賛し、熊本県阿蘇市の社員とその家族が参加した田植えは、地域とのつながりを深める重要なイベントです。

地元の地下水を守るための取り組み



NOK熊本事業場は、熊本の地下水を用いて製造を行う工場として、地域の貴重な水資源の保全に努めています。このため、「水田オーナー制度」に参加し、菊池郡大津町の737㎡の水田のオーナーとして活動を行っています。この取り組みは、水田オーナーと生産者が共に米作りを行うことで、地下水を育む「かん養」につながるものです。

田植えの当日



2025年6月7日、青空の下、参加者たちは大津町の水田に集合しました。社員とその家族、合計55人が、まずは開会式に出席し、くまもと地下水財団の古閑仁美課長から「地下水を育む水田に水を張ることが意義深い」との挨拶を受け、参加者の心は一つになりました。

その後、地域の生産者から苗の植え方を学び、実際に水田に足を踏み入れて田植えを開始しました。秋の収穫に思いを馳せ、泥だらけになりながらも笑顔で苗を植える子どもたちの姿が印象的でした。毎年参加する社員は、手際よく作業を進め、初めての経験をする子どもたちは真剣な表情で挑んでいました。

地域とのつながりを深める体験



田植えを終えた参加者は、生産者や仲間との交流の中で、地域の農業や地下水保全についての理解を深めました。実際に米作りに参加した社員たちは、子どもたちと共にこれまで知らなかった自然の大切さを実感し、貴重な体験を心に刻みました。

参加者からは、さまざまな感想が寄せられました。小学生の息子とともに参加した西村崇治さんは「普段食べているお米がどのように作られているか、また水田が地下水を支える役割を学び、有意義な時間だった」と振り返ります。山路啓人さんは「泥の感触や苗の香りに懐かしさを感じ、無心に作業に没頭できた」と感想を述べました。

収穫と地域支援への貢献



今年の田植えを経て、秋には稲刈りを行う予定で、収穫したお米は熊本市のフードバンクに寄付されることになっています。これにより、地域社会への食支援も行われ、NOK熊本事業場の社員たちが手掛けた米が、必要とされる人々に届くことが期待されています。

地下水保全への寄与



「水田オーナー制度」を通じて、NOKは毎年来年の地下水かん養量を測定し、かん養量証明書を発行しています。今年も約4,500トンの地下水が育まれると予想され、地域の水資源を守る活動は続けられます。NOK熊本事業場は、地元の環境保全活動に加え、さまざまな地域貢献にも取り組んでいます。

このように、NOK熊本事業場は田植えを通じて地域との絆を深め、地下水保全の意義を感じる貴重な体験を提供し、家族や地域のつながりを強めています。地元の未来を築くための一歩となるこの活動に、今後も期待が寄せられます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: NOK 熊本水田 地下水保全

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。