宇多田ヒカルの25周年を祝う、9人の写真家による作品展「NINE STORIES」

宇多田ヒカルの25周年を彩る特別な写真展

デビュー25周年を迎え、6年ぶりとなる全国ツアー「SCIENCE FICTION TOUR 2024」を記念した写真展が、東京都神保町のNew Galleryにて開催中です。この展示は、9人の写真家がそれぞれの視点で宇多田ヒカルの魅力を捉えたもので、タイトルは「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 NINE STORIES」。

9人が描く宇多田ヒカル

本展には、木村和平、鈴木親、細倉真弓、川内倫子、森山大道、John Yuyi、Wing Shya、ホンマタカシ、野口里佳といった国内外の著名な写真家が参加しており、彼らの作風は異なりますが、共に宇多田ヒカルの世界を描き出しています。

木村和平は、舞台裏を覗くような視線から生まれる異なるサイズの作品群を通じて、私たちに新たな視点を提供。鈴木親は、20点のモノクロ作品を通じて、ライブの瞬間を切り取ることで、観客の心に鮮明に刻みつけます。川内倫子が捉えるのは、ステージ上の光そのもので、まるでそこにいるかのような臨場感を感じさせる作品群です。

そのほか、細倉真弓は「身体性」というテーマを持ち、宇多田ヒカルだけでなく、ライブを作り上げる人々のエネルギーも表現。John Yuyiは、幼少期からの宇多田ヒカルへの憧れを映し、その熱を写真に焼き付けています。野口里佳は宇多田自身を真正面から捉えます。Wing Shyaは香港の街を感じさせる光の表現を用い、ホンマタカシは、ランドスケープとステージの「同時性」をテーマにした作品を展開。最後に、森山大道は宇多田と自身の関係を作品にしました。

限定グッズも見逃せない

また、会場では一部作品のオリジナルプリントが販売されるほか、3月21日発売の写真集「NINE STORIES」の予約も受け付けています。これは、各写真家の作品を9冊のセットで14,000円（税込）で販売するもので、特典としてアクリルキーチェーンのプレゼントがあるので、予約購入をお勧めします。

さらに、NINE STORIESにちなんだ限定グッズも豊富に取り揃えられており、Tシャツやトートバッグ、パーカーなど、ファン必見のアイテムが揃っています。

このように、視点やテーマが異なる9人の写真家が織りなす宇多田ヒカルの世界を、是非豊かな心で味わってほしいです。会期は3月30日までで、ますます楽しみな内容がそろっていますので、ぜひお見逃しなく。具体的な展示内容については、公式サイトを訪れてご確認ください。