ワールドファームの再建
2025-06-25 17:12:24

火災後の希望の光!ワールドファーム再建プロジェクトが支援金を1,000万円超え

火災からの再生を目指す「ワールドファーム」



青森県階上町に位置する競走馬牧場「ワールドファーム」。この牧場は、数々の名馬を輩出してきたことで知られ、特にハヤテノフクノスケは天皇賞・春に出走するなど、その実力が証明されています。しかし2025年5月4日夜、突然の火災がこの牧場を襲いました。

2棟の厩舎と事務所が全焼し、牧場運営に大きな影響を与えることとなりました。幸いにも人的被害はなく、馬たちにも目立ったけがはなかったものの、新生児の馬たちが使用していた重要なスペースが失われることで、運営は深刻な苦境に陥ったのです。

クラウドファンディングの力



困難な状況に直面した「ワールドファーム」ですが、ここで立ち上がったのがファーストイノベーションによるクラウドファンディングプロジェクトです。2025年5月29日に開始されたこのプロジェクトは、あっという間に注目を集めました。開始から1時間で支援額が100万円を超え、出資者の関心が高まる中、33日間の運営を経て、ついに支援金1,000万円を突破しました。

このプロジェクトは「All-in方式」を採用しています。目標金額に達しない場合でも集まった全ての資金が再建費用に充てられます。具体的には、焼失した厩舎と事務所の建設、馬たちが心地よく過ごせる環境の整備、未来の競走馬を育成する基盤を再構築するために使用されます。

支援者のリターンも魅力的



支援者にはさまざまなリターンが用意されています。クラウドファンディング限定のステッカーに始まり、馬のたてがみを使ったオリジナルストラップなど、特別なアイテムがラインナップされています。また、支援者の名前が掲示されるサポータープランや、競走馬の蹄鉄に木製台座付きの記念グッズ、さらには牧場に関するフォトブックも手に入れることができるのです。

ハヤテノフクノスケの出走



再建の目途が立ちつつある中、ワールドファームの生産馬であるハヤテノフクノスケが、2025年6月29日に開催される第61回農林水産省賞典函館記念に出走予定です。騎手には横山武史を迎え、彼の活躍が牧場の再生にとって大きな励みになることが期待されています。前走の厳しい戦いを経て、今回の出走がどのような結果をもたらすのか、多くの競馬ファンが注目しています。

地域との絆



ファーストイノベーションは、地域創生型クラウドファンディングの支援サービス「つながりファンディング」を通じてプロジェクトをサポートしています。立ち上げからコンテンツ制作、広報活動に至るまで、チームが一丸となって「ワールドファーム」の再生を目指しています。

結論



2025年7月31日まで進行するこのクラウドファンディングでは、最終目標金額は2,000万円。今後も温かい支援が必要とされる中、地域の人々や競馬ファンの団結が重要です。再建への道のりは長いですが、ワールドファームが再び名馬を生み出す日の到来を願っています。


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