おりひめジャパン、世界選手権への本格的挑戦開始
女子ハンドボールの日本代表チーム、通称「おりひめジャパン」が、いよいよ世界の舞台「第27回IHF女子ハンドボール世界選手権」に向けた活動を始めました。この大会は、11月26日から12月14日までオランダとドイツで開催され、日本が国の威信を懸けて挑みます。
世界への道
選手たちはすでに強化合宿や海外遠征を重ね、世界の強豪に立ち向かうための準備を着実に進めています。10月6日に、最初の遠征メンバーや合宿メンバーが発表され、選考と強化に向けた真剣勝負がスタートしました。
スケジュールの流れ
- - 10月12日~20日:ポルトガルでの第1回欧州遠征に出発し、世界の強敵に実戦で挑む。
- - 10月22日~29日:東京の味の素ナショナルトレーニングセンターで第3回強化合宿を実施、国内組がアピールの機会を持つ。
- - 11月上旬:世界選手権メンバーの発表が行われ、いよいよ舞台に立つ選手たちが決まります。さらにその後、最終の調整を行うための合宿を経て、11月14日からフランスでの第2回遠征へ。
- - 11月26日:ついに世界選手権の本番が開幕し、期待と緊張の一週間が始まります。
大会への期待と目標
おりひめジャパンは、過去最高の成績を目指しています。32チーム制以降、日本は2021年に11位という結果を残していますが、今回は決勝トーナメントへの進出が最大の目標です。強豪デンマーク(パリ五輪銅メダル)、ルーマニア、クロアチアとの試合が待ち受けており、いかにして勝利を収めるかが焦点となります。
グループAの激戦
日本はグループAで、デンマーク、ルーマニア、クロアチアといった強豪と対戦します。
- - vs デンマーク:2023年の世界選手権では、27-26での歴史的勝利をおさめた相手。過去には大差で敗れたこともあり、要注意の強敵です。
- - vs ルーマニア:2023年大会では惜しくも敗れたものの、2019年大会では37-20での大勝があり、日本ペースの試合に持ち込める可能性があります。
- - vs クロアチア:2021年大会での28-26での勝利が格好の手応えにつながっています。メインラウンド進出をかけた運命の一戦になることが期待されます。
新体制の始動
モーテン・ソウバク監督による新たなおりひめジャパンの冒険が始まります。新体制でのチームは、これまでの経験を活かしつつ、さらなるスキル向上を目指して挑戦し続けます。国際舞台でどのような進化を遂げるのか、ファンの期待は高まるばかりです。歴史を変える瞬間を見逃さないために、ぜひ応援していきましょう!