バルセロナで開催されたピアジェのハイジュエリー展、シェイプオブエクストラレガンザ

ピアジェが贈るエレガンスの新たな章

ピアジェが開催したハイジュエリー展「シェイプオブエクストラレガンザ」が、2025年6月17日にバルセロナ郊外の彫刻家ハビエル・コルベロの自邸で華々しく幕を開けました。この展覧会は、大胆で遊び心に満ちたエレガンスを追求するメゾンの本質を体現し、昨年の「エッセンスオブエクストラレガンザ」に続く3部作の第2章として位置づけられています。

メゾンのクリエイティビティとアートの融合

「シェイプオブエクストラレガンザ」は、1960〜70年代のピアジェの創造性を掘り下げ、メゾンが念頭に置いている現代的な解釈を展示しています。ピアジェは、自らの大胆で独創的なスタイルを最大限に引き出し、デザインとクラフツマンシップの限界を押し広げることを目指しています。この展示は、ピアジェのジュエリーが芸術的な表現であることを再確認させ、アートやアーティストとの強い絆を映し出します。

特に、サルバドール・ダリやアルマン、アンディ・ウォーホルとの名作コラボレーションに対するオマージュが込められており、過去の偉大な作品からインスピレーションを得たデザインが展開されます。イヴ・ピアジェが築いたアーティストや知識人との関係が、これらのコラボレーションを生み出し、ジュエリーを新たな高みへ導いています。

豪華なコレクションとその価格

今回の展覧会では、以下のような目を引く高価なジュエリーが披露されました。

- カイレドスコープライトネックレス - 価格: 160,160,000円
- エンドレスモーションテーブルクロック - 価格: 44,440,000円
- シェイプオブエクストラレガンザネックレス - 価格: 167,200,000円

これらの作品は、ピアジェならではの優れたクラフツマンシップと創造的なデザインが融合したものです。特に、高価格はその品質と美的整合性を反映しており、どれも手に入れることができれば一生の宝物となることでしょう。

グローバルなセレブリティたちの参加

バルセロナでの豪華なガラディナーでは、エラ・リチャーズをフェイス・オブ・メゾンとして迎え、グローバルアンバサダーたちがジュエリーをまとい参加しました。チョン・ジヒョン、イ・ジュノ、アポー・ナタウィン、アンバー・ヴァレッタらが集まり、ピアジェの新作コレクションを共に祝いました。

彼らが身につけるハイジュエリーは、ただの装飾品にとどまらず、彼らの個性やスタイルを引き立てる重要な要素となっています。

ピアジェの伝統と進化

1860年代から続くピアジェの歴史は、独創的なスタイルと優れた技術に根ざしています。スイス・ジュラ山脈で1874年に創業されて以来、ピアジェは時計という枠を超え、ジュエリーの分野でも革新を重ねてきました。特に薄型ムーブメントの開発は、ピアジェの名声を確立し、その後も独自のデザインスタイルを維持してきました。

ピアジェは、色とりどりの宝石、オーナメンタルストーン、革新的なシェイプによって、常に新しいスタイルを探求しています。これにより、彼らは「アルティプラノ」「ピアジェポロ」「ライムライトガラ」など、魅力的なコレクションを次々と展開してきました。