新たなニューヨークの音楽シーンを切り開くWHATMOREの新曲「CHICKEN SHOP DATE」
ニューヨークを拠点とするヒップホップコレクティブ、WHATMORE(ワットモア)が2023年秋、新曲「CHICKEN SHOP DATE」をリリースしました。この曲は、彼らのデビュー曲「EASTSIDE W MY DOGS」に続く2曲目であり、ニューヨークの若者文化やその生き様を色濃く反映しています。
メンバーの結束の強さ
WHATMOREは、シスコ・スワンク(Cisco Swank)、ヨシ・T(Yoshi T.)、ジャクソン・オーガスト(Jackson August)、セブ($eb)、イライジャ・ジュダ(Elijah Judah)からなる5人組です。彼らは幼なじみであり、ラガーディア高校で出会い、音楽への情熱を共有することで結束しました。この新曲は、メンバー全員がマイクを握り、それぞれのスタイルを持ち寄って制作されています。イライジャ・ジュダがプロデュースを手がけ、彼らの特徴であるリラックスした雰囲気と強い化学反応を見事に表現しました。
ミュージックビデオも注目
同時に公開されたミュージックビデオも話題を集めています。監督は長年のコラボレーターであるパトリック・リネハン(Patrick Linehan)が担当しました。この映像では、深夜の地元チキンショップが舞台となっており、ニューヨークのエッセンスがふんだんに盛り込まれています。メンバーたちは夜の街を徘徊しながらラップを繰り広げ、地元住民の視線を集めています。彼らは、ニューヨークの生活を知り尽くした地元のヒップホップアーティストとしての姿を見せつけています。
プロモーション動画「INTROS」も
さらに、WHATMOREは新曲リリースに合わせて「INTROS」と題したメンバー紹介動画を連続で公表しています。これまでの「EASTSIDE W MY DOGS」の際には、セブに焦点を当てた動画が公開されましたが、最近ではヨシ・Tの紹介動画も登場しました。彼は、ニューヨークで鮨店を営む父とのユニークな日本語でのやりとりを披露し、観る者の心を温めます。この「INTRO」シリーズでは、各メンバーの音楽との関わりや成り立ちが流れるように語られており、プライベートな側面も垣間見える内容となっています。
WHATMOREの魅力とは
ニューヨークの文化豊かな環境から誕生したWHATMOREは、音楽ジャンルの枠を無視して独自のサウンドを作り出しています。メンバー各自の音楽的背景がカラフルに交差し、ヒップホップ、オルタナティブR&B、インディーロック等多様な要素を取り入れています。シスコはジャズやソウルのリズム感、ヨシは印象的なフックを持ち寄り、ジャクソンは青春を体現する感性を加え、セブは深い感情的な表現を、そしてイライジャはプロデューサーとしての力を発揮することで、グループ全体の一体感が強化されています。
彼らがもたらす新たな風
このプロジェクトを通じて、WHATMOREは自身の世代を代表する新世代アーティストの象徴となることでしょう。NYのDIY精神を尊重しつつ、音楽スタイルを大胆に融合させる彼らの姿勢は、今後の音楽シーンに活気を与えること間違いなしです。何か新しいものを求めるリスナーにとって、WHATMOREは注目に値する存在です。彼らの未来の活動や新たなリリースに期待が寄せられます。
リリース情報
- - シングル: 「chicken shop date」
- - レーベル: Alta Music Group
- - 配信リンク: こちらをクリック
ミュージックビデオ一覧
メンバー紹介動画
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