ケムリ研究室第4弾公演『ベイジルタウンの女神』の魅力を徹底解剖
2020年から活動を開始した演劇ユニット「ケムリ研究室」が、再び観客の前に戻ってくる。2025年5月から上演される『ベイジルタウンの女神』は、劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチと女優の緒川たまきが手掛けた作品で、初演から多くの支持を受けてきた。今回、再演されることが発表され、早速公演の詳細と魅力的なビジュアルが公開された。
公演の詳細
この作品は、第一弾の『ベイジルタウンの女神』から始まり、第二弾の『砂の女』、第三弾の『眠くなっちゃった』といった多彩なラインナップをもっているケムリ研究室の4作目だ。公演は5月6日から世田谷パブリックシアターでスタートし、兵庫、久留米、豊橋、新潟と全国を巡演する予定。特に東京公演のチケットは、一般発売が3月15日からとなっており、1月27日からはチケット先行受付も開始され、それに向けて期待が高まっている。
宣伝ビジュアルは、初演時の劇中アニメーションを担当したなかねありさ氏によるもので、作品のファンタジックな世界観が色鮮やかに表現されている。ケムリ研究室はこの作品を「これまでになくハートウォーミングでハッピーな作品」と位置づけており、多くの人々に楽しんでもらえる要素がたっぷり詰まっていることを強調している。
豪華キャスト陣
本公演には豪華なキャストが集結しており、特に古田新太が演じる乞食“王様”は見逃せない役どころ。古田はシリアスからコメディに至るまで幅広い演技をこなす劇団☆新感線の顔として知られ、多くのファンに親しまれている。さらに、坂東龍汰や藤間爽子といった新世代の俳優たちも参加し、フレッシュな風を吹き込む。
初演から続投する水野美紀、山内圭哉、斉藤悠、尾方宣久らも名を連ね、演技力に定評のあるキャスト陣による素晴らしいパフォーマンスが期待される。多文化共演の中でも、それぞれが個性的な演技を展開し、観客に新たな視覚体験を提供するだろう。
言葉の力で描くロマンティック・コメディ
『ベイジルタウンの女神』は、2020年の初演時にコロナ禍の閉塞感を吹き飛ばしただけでなく、誰もが楽しめるロマンティック・コメディとして高い評価を受けている。この作品は、愛や友情、そしてコミュニティの重要性をテーマにした心温まるストーリーが展開され、観客に「観劇して良かった」と感じられるような体験を提供する。2025年はこの舞台を観ることで、さらに多くの感動を得られること間違いなしだ。
ケムリ研究室の演劇は、常に新たな挑戦が繰り広げられ、舞台上でのコミュニケーションが緻密に作り上げられている。今後の公演に向けて、様々な情報が続々発表されることだろう。これからの展開に目が離せない。
公演情報のまとめ
公演名 | ケムリ研究室 no.4『ベイジルタウンの女神』 |
---|
-- | -------- |
作・演出 | ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
出演者 | 緒川たまき、古田新太、水野美紀、山内圭哉、坂東龍汰、藤間爽子、小園茉奈、他 |
東京公演 | 2025年5月6日(火休)〜5月18日(日)、世田谷パブリックシアター |
チケット | 一般発売2025年3月15日 |
最新情報は、公式ウェブサイトをチェックしてみてください。