今までにないゴルフ体験を提供する「THE SANCTUARY」
会員制ゴルフリゾート「THE SANCTUARY」は、単なるゴルフ場を超えた新しい体験を提供するために独自のコンセプトを打ち出しています。その一環として導入されたのが、「コンシェルジュキャディ」という新たな職業モデルです。この取り組みは、副社長の久原啓史氏によって監修され、従来のキャディ制度を根本から見直すものです。
「コンシェルジュキャディ」構想の背景
ゴルフ業界におけるキャディの立場は、これまで低賃金や不安定な雇用形態が常態化していました。それにより、優秀な人材を確保することが非常に困難となっていました。久原社長は、この問題を解決するために、「コンシェルジュキャディ」という新たなモデルを設計しました。このモデルはプレイヤー一人に対して一人の専属キャディがつく「マンツーマンキャディ制」を採用し、プレーのサポートのみならず、滞在中の各種要望にも応える役割を担います。
報酬体系の刷新
久原氏が構築した報酬体系は、固定給に加えてチップが歩合として加算される仕組みです。これによりキャディは安定した収入を得るだけでなく、サービスの質によって自身の報酬が直接的に影響を受けるため、より良いサービスを提供しようとするモチベーションが生まれます。この報酬体系は、キャディを「高給取り」として誇りを持って働ける環境を実現します。
ホスピタリティ力向上のための育成プログラム
久原氏の構想では、キャディ候補生の育成にも特別なアプローチが取られています。具体的には、元キャビンアテンダントや高級ホテルスタッフ、モデルなど、ホスピタリティに特化したスキルを持つ人材がターゲットとなっています。彼らは、2年間の研修プログラムを通じて、専門的なゴルフ知識に加えて、顧客対応のスキルをも学びます。このプログラムは、ホスピタリティとプロフェッショナルとしてのキャディ技術のハイブリッドな人材を育成することを狙っています。
「Service Excellence Program」の3つの柱
久原氏が構築した研修プログラムは、以下の3つの要素から成り立っています:
1.
マインドセット・トレーニング
ホスピタリティの真髄を学ぶことに重きを置し、精神面を強化します。
2.
プロフェッショナル・スキル
ゴルフに関する技術的な知識と、コンシェルジュ業務のノウハウを習得します。
3.
シミュレーション・ロールプレイ
現場での様々なシチュエーションに対応する能力を養います。
このように、「THE SANCTUARY」は単なるゴルフ場ではなく、ホスピタリティの新しいスタンダードを目指しています。今後も新たな「コンシェルジュキャディ」の活動が期待される中、ゴルフの未来がどのように変化していくのか、注目が集まっています。これからのゴルフ体験は、これまでにないほどの洗練されたものとなるでしょう。