日本初のフィットネスイベント、Red Bull砂山走の開催
2023年11月18日、福岡市のシーサイドももち海浜公園にて、レッドブル・ジャパンが厳選したフィットネスイベント「Red Bull砂山走」が日本初めて開催されました。このイベントは、砂浜を舞台に様々な障害物をクリアしながらタイムを競う、体力とメンタルの両方が試される挑戦的なレースです。
濃厚な競技体験
104名の参加者が集まり、全長約1kmの特設コースで行われたレース。本コースには福岡市内で親しまれている砂浜が選ばれ、ランナーたちは特設の障害物を次々とクリアしながら全力で駆け抜けました。競技の結果、一般部では福岡市に住む30歳の会社員、西純平さんが優勝。その優勝者は「本当にタフなコースでしたが、楽しく走ることができました」と語りました。
一方、学生部では福岡市の大学生である21歳の西上響さんがその名を表しました。彼はコースの過酷さにもかかわらず、「一位になれるとは思っていなかったが、非常に嬉しいです」と感激した様子でした。彼らの奮闘が、福岡のフィットネスシーンに新たな風を吹かせています。
チャレンジ精神を刺激するコース設定
Red Bull砂山走は、ただコースを走るだけでなく、障害物の間も含めた挑戦が待ち受けます。特にユニークなのは、障害物の後に繰り返されるスロープ。また、砂の上での走行はローディングやトラックでのランニングよりも高い強度が要求されます。具体的には、以下のような内容でした。
- - 300mラン:コースを1往復半進む。
- - タイヤプル:スタート側から5mタイヤを引いた後、逆サイドに回って再度5m引く。
- - スロープスプリント:しっかりした足運びで急な傾斜を駆け上がる。
- - ボックスボール:指定された体重のボールを持ち進んだ後、10回のスクワットを行う。
- - フェンスウォーキング:落ちないようにバランスを取りながらフェンスを渡る。
- - ほふく前進ネット:ネットを這って進むスキルが求められる。
これらの障害物をクリアするために求められる全身の力と持続力は、参加者にとって格別な体験です。特にスロープスプリントでは、挑戦し続ける心が重要です。
参加者の声
イベントを盛り上げたのは、プロランナーの福田穣さんやランニングインフルエンサーたちです。福田さんは「雪が降っているみたいで、福岡の胸が高鳴るようなイベントでした。障害物が特に厳しく、普段にない新しい体験でした」とコメント。このように、自己ベストを更新することを目指しつつも、楽しむことができるのが、大きな魅力だというのが彼の言葉から伝わります。
次回への期待
既に次回の開催も期待されているこのイベント、参加が無料という点も嬉しい限りです。出場者たちがそれぞれの目標を掲げ、「来年も参加したい!」という熱意を語る姿から、このイベントが福岡をはじめとする地域のランニング文化の発展に寄与することは間違いありません。
フィットネスを愛する全ての人に、次回あたるこのチャレンジにぜひ挑んでみてほしいです!