次の灯株式会社が推進する循環経営の新たな成長モデルとは
次の灯株式会社は、循環型の環境事業を通じて、事業成長と環境への貢献を同時に実現する「循環経営」を推進しています。このモデルでは、ビジネスの成長が環境価値の創出と直結しており、売上や取引先数などの指標がその成果を示しています。
売上の急成長
次の灯は、設立から今日まで順調に成長を続けています。設立初年度の売上はわずか0.8億円でしたが、7期目には11.3億円に達しました。これは実に約14.5倍の伸びを示しており、成長率は133%にも上ります。8期目には20億円を目指しており、その目標に向けた準備が着々と進められています。
拡大中の取引基盤
取引先数の増加も著しく、1期目の451社から7期目には5,171社にまで拡大しました。この中には、販売企業が4,568社、買取法人が80社、買取個人が523名含まれています。このように多くの企業が次の灯を信頼し、継続的な取引関係を築いていることが、企業の基盤を支えています。
特に注目すべきはリピート率で、顧客管理システムによると、買取で73.67%、販売で55.20%という数字が出ています。これにより、一過性の取引ではなく、持続可能なビジネスを展開していることが伺えます。
環境への強いコミットメント
次の灯は、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みも積極的です。2025年7月時点での実績として、1,783トンのCO₂を削減し、188トンの鉄はリサイクル、さらに40,782個の部品を再利用することで環境価値を創出しています。また、導入企業におけるコスト削減額は40億円にも上ります。このような実績は単なる数字ではなく、持続可能な未来への投資として評価されています。
人材への投資
次の灯では、人的資本を「成長投資」と位置づけ、組織の成長を支えています。現在、平均残業時間は20時間、離職率は3%、平均勤続年数は3年という評価が出ています。また、Great Place To Work® Institute Japanからの認定も受け、働きやすい環境づくりが評価されています。これは新たな人材の獲得だけでなく、既存従業員の定着や生産性向上にも繋がっています。
会社概要
次の灯株式会社は、2018年7月に岡山県総社市に設立されました。自動車部品のリサイクルを中心とした事業モデルで環境関連の技術開発を行っており、「めぐる、つなぐ、地球にイイコト」というブランドステートメントのもと、持続可能な社会の実現を目指しています。
公式サイトやYouTubeチャンネルでさらなる情報を発信しており、関心のある方はぜひ訪れてみてください。