令和の結婚事情に迫る！新しい価値観とカップルの決断

令和の結婚事情に迫る！

結婚観は時代とともに変化し、現代の未婚者や既婚者の価値観に影響を及ぼしています。今回は、令和における結婚に関する最新の調査結果や新たなスタイルについてご紹介します。特に注目すべきは、ABEMAで2025年5月22日から放送されるオリジナルリアリティーショー『さよならプロポーズ via スペイン』です。この番組は、結婚に踏み切れないカップルの物語を描いています。

新しい結婚観の実態

最近実施されたアンケート調査では、結婚を決意する際の主要な要因が明らかになりました。既婚者に聞いたところ、最も重要な決め手は「居心地の良さ」で、次いで「価値観が合う」「尊敬できる」が続きました。結婚に際して不安を感じている人も多く、28.6%が「この人でいいのか」といった悩みを抱えていることが分かりました。また、経済やキャリアに関する懸念もあり、結婚後も仕事を続けたいという人が95%を超える等、仕事に対する意識も高まっています。

この調査結果からは、仕事と結婚を両立させたいという強い意欲が伺えます。未婚者の中には、9%が「事実婚」を希望しており、その理由には「苗字を変えたくない」「手続きが面倒」という声が多く寄せられました。特に女性の意見として、苗字の変更が負担になっていることが浮き彫りになりました。法律婚を選んだ既婚者の中にも、苗字に対するこだわりを持っている人がいるようです。

ABEMAの新番組『さよならプロポーズ via スペイン』

新番組『さよならプロポーズ via スペイン』では、結婚に対する様々な価値観やカップルの悩みを描いています。シーズン4にあたる今季、22歳の年下の彼氏ケイゴと29歳の彼女ヤワラ、そして43歳の会社経営者タカミツと結婚を意識している29歳のタマミの2組が主役です。情熱的なスペインでの旅行を通じて、カップルたちは最終日に“結婚”か“別れ”という選択を迫られます。

この番組では、過去のシーズン同様に、結婚とキャリア、年齢差などの多様な壁に直面するカップルを描いており、そのリアルな葛藤に視聴者は共感を寄せるでしょう。放送開始前の5月15日には、特番が公開され、スタジオメンバーが今季のカップルについて掘り下げる内容も用意されています。

婚前契約の現状

既婚者の中で婚前契約を締結しているのは約8.6%であり、これは日本においてあまり馴染みのない概念です。同棲を始める際に住居の分け方や結婚の期限を定めるケースが多く、その背景には現代のカップルが互いの価値観を重視していることが見て取れます。

調査結果を総じてみると、婚前契約や事実婚といった新たな結婚スタイルはまだ浸透していないものの、それぞれの生き方を尊重する選択肢が広がりつつあると言えます。