ミズノとHRC、世界の舞台で織りなす新たなパートナーシップとは？

ミズノとHRCが結ぶ新たな絆

この度、株式会社ホンダ・レーシング（HRC）とミズノ株式会社との間で、ユニフォーム供給に関するパートナーシップ契約が締結されました。2026年からHRCのスタッフは、ミズノ製の新たなユニフォームを身にまとい、様々な国際レースに挑戦します。この契約により、FIMロードレース世界選手権MotoGP、FIA フォーミュラ・ワン世界選手権（F1®）、北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権、インディカー・シリーズ、日本の全日本スーパーフォーミュラ選手権、SUPER GTシリーズGT500クラスなど、著名なモータースポーツイベントに参加することが決まりました。

統一デザインの意義

このパートナーシップは、Hondaが二輪と四輪の両方のカテゴリーで初めての統一デザインを採用することを意味します。HRCのエンジニアやスタッフは、この新しいユニフォームに込められたブランドのアイデンティティを身にまとい、勝利への情熱を共にすることができるでしょう。特に、日米共通のユニフォームは、これまでにない試みであり、国を超えたチームとして一致団結して挑む姿勢を象徴しています。

このような新たなステージでの挑戦は、HRCにとって重要な一歩となります。ミズノは、長年にわたるスポーツ界での経験を活かし、性能や品質に優れたユニフォームを提供することで、HRCの勝利をサポートし、ブランド価値の向上を目指しています。

初戦はIMSAの開幕前テスト

新ユニフォームでの初戦は、IMSAの開幕前テスト『Roar Before The Rolex 24』が予定されています。2026年1月17日から18日にかけて、米フロリダ州のデイトナインターナショナルスピードウェイにて行われるこのイベントで、HRCの新たな姿が初めてお披露目される予定です。また、このユニフォームに基づくアパレルグッズの展開も企画されており、ファンとの感動的な交流の機会を提供していく計画です。

ミズノとHRCの思い

ミズノの代表取締役専務執行役員、七條毅氏は、2026年に創業120周年を迎える同社にとって、HRCをサポートできることは大変光栄であると述べています。このパートナーシップを通じて、勝利を目指す情熱や喜びを共有することに誇りを持っていると感じています。また、両社のブランドを象徴する新しいユニフォームは、ファンの心を動かし、新たな価値を創出することを信じているとのことです。

HRCの社長、渡辺康治氏は、このパートナーシップから生まれる新しいユニフォームが、モータースポーツの現場での信頼性と機能性を高め、Hondaのブランド価値を向上させると確信しています。2026年は、特にホンダにとって重要な年となるため、各スポーツ活動でHRCスタッフが一丸となって全力を尽くし、勝利に挑む姿勢を強調しています。

新しいユニフォームは、ファンだけでなく、モータースポーツ関係者全体に新たな興奮をもたらすでしょう。ミズノとHRCの新たなパートナーシップから目が離せません。