10代の音楽文化を未来へ繋げる新プログラム「ORTE」始動
音楽の本質を再定義し、次世代を育む国際文化教育アカデミー「ORTE」が、日本を拠点に始動しました。このプログラムには、単に音楽スキルを習得するだけでなく、文化や歴史、価値観を直接体験することが含まれています。
ORTEの目的
ORTEは、10代の若者たちが世界の第一線で活動する芸術家や文化人から実際に学ぶ機会を提供し、それを同世代へと還元していくことを目指しています。この新たな教育モデルは、音楽を通じて感性や創造性を育む重要な試みです。参加者は自己の体験を共有することで、文化的な学びの循環を創り出します。
ORTE Young Ambassador
プログラムが終了した後、参加者は「ORTE Young Ambassador」として国内で活動します。日本国内のプログラムでは演奏会やワークショップ、ディスカッションを通じて、彼らの経験や学びを仲間たちと分かち合います。この活動を通じて、同世代の若者たちの文化に対する理解や興味を深めることが期待されています。
ロンドンでの体験
ORTEでは、ロンドンを訪問する「ロンドン・インスパイアプログラム」が提供されます。このプログラムでは、以下のような貴重な体験を通じて音楽に対する理解を深めます:
- - 「The Way of Perceiving Sound」ワークショップ:音楽の聴き方を知覚、記憶、感情の視点から体験します。これはオックスフォード大学の名誉教授エリック・クラークの思想に基づくものです。
- - 聴覚と味覚の感覚ワークショップ:三つ星レストランの元ヘッドパティシエ、Hideko Kawaによる特別セッションで、食と音楽が交わる感覚体験が待っています。
- - 楽器工房レクチャー:ストラディバリウスの技術者やスティンウェイ・ピアノの専門家から楽器の構造を直接学ぶことができ、音楽の音の成り立ちについて深く理解することができます。
- - 世界最古の劇場のバックステージ体験:舞台芸術の裏側と、その背後にある文化や仕組みについて学びます。
- - BBC Promsのリハーサル見学:音楽家たちが本番に向けてどのように準備を進めるのか、そのプロセスを見学する貴重な機会です。
- - 即興共創セッション:多文化環境で自らのルーツを音楽として共有し、国際的作曲家との即興作品創作に挑戦します。
- - ブロードウェイ俳優とのディスカッション:音楽の舞台で「夢を追うこと」について近い距離で対話します。
これらすべてのアクティビティは、ロイヤルアカデミーの教室での対話や共有の時間を通じ、学びを深める機会を提供します。また、参加者同士の交流を重視し、国際的な関係性の形成を目指しています。
特別なパフォーマンスプログラム
プログラムの一環として、現地の著名な演奏家や教授による個別指導も行われます。これにより、単なる技術指導に留まらず、演奏者としての心構えや音楽への向き合い方を深く学ぶことができます。最終日には、歴史的な教会でのコンサートも予定され、聴衆と共に音楽を共有する特別な機会となります。
Arts Award認定
さらに、参加者は「Arts Award」の取得に取り組むことができ、英国文化機関から公式に評価される機会を得ます。このように、ORTのプログラムを通じて経験と創造性の証明が得られることは、参加者にとって大きな意味を持ちます。
代表メッセージ
代表理事の山本絵理は、16歳で海外に渡り文化の重要性を実感した経験をもとに、ORTEの設立に至ったという背景を持っています。彼女は、音楽を通じて真の文化体験が自らの未来を切り開く力につながることを信じ、参加者が本物の文化や思想に触れ、自ら発見するプロセスを大切にしています。
開催概要
「ORTE Inspire Programme 2026 Summer」は、2026年7月27日から30日までロンドンで開催されます。参加対象は6歳から19歳までで、定員は最大20名。申し込みは公式サイトを通じて受け付けており、締切は2026年6月10日です。また、定員に達し次第締切となる可能性があります。
詳しくは
公式サイト をご覧ください。