第1回スポGOMIワールドカップ岡山STAGEで煌girlsが優勝！824kgのゴミを拾う快挙

第1回スポGOMIワールドカップ岡山STAGE

2025年3月1日、岡山のRSK本社前にて、「スポGOMIワールドカップ 2025 岡山STAGE」が開催されました。このイベントは、日本財団が企画・統括し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが運営するもので、国内の予選大会として位置づけられています。合計33チームが参加し、各チームはごみ拾いを通じて競い合いました。

優勝チーム「煌girls」の快挙

今回、岡山県代表として見事優勝を飾ったのは、「煌girls」というチームです。彼女たちは、仲間とお揃いの赤いユニフォームを身にまとい、高得点のごみを的確に拾い上げ、最終的に52.23kgのごみを集めることに成功しました。得点は797ポイントに達し、準優勝チームに対して34ポイントの差をつけての圧勝となりました。彼女たちは、2025年9月に予定されている「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出します。

参加者の熱気

大会当日は好天に恵まれ、多くの参加者が集まりました。競技前には、チームごとに作戦タイムが設けられ、効率的にゴミを拾うためのルートや役割分担などが話し合われる姿が見受けられました。「CHANGE FOR THE BLUE」の掛け声とともにスタートした60分間の激闘では、競技参加者たちは街中の様々なゴミを拾いながら、その重要性を再認識していました。空き缶やタバコの吸い殻といったゴミが散見され、多くの人々が「この問題って身近なんだ」と実感していました。

森に囲まれた美しい岡山

岡山は美しい瀬戸内海に面している一方で、瀬戸内の海には多くの海洋ごみが打ち上げられています。実は、海洋ごみの7〜8割は陸から流れ込んできたものであり、適切に処理されていないプラスチックやごみが河川や海岸を経て、最終的に海に達します。このような環境問題に対してスポGOMIという新たな取り組みは、参加者にしっかりと意識を持たせ、行動を促す機会を提供しています。岡山の海を守るため、今後もこのような活動が広がっていくことが期待されます。

海洋ごみ問題への取り組み

「CHANGE FOR THE BLUE」は、海洋ごみに対する意識を高める目的で設立されたプロジェクトです。この取り組みは、全国各地で海洋ごみ削減のためのモデルを作り、様々なステークホルダーと連携して推進されています。今回のスポGOMI大会を通じて、多くの人々が海洋ごみ問題に対して関心を持ち、今後の行動につながることを願っています。

今後の展望

「煌girls」は、日本一を目指してさらなる努力を続けていくことを誓い、優勝後には次の大会に向けた意気込みを語りました。彼女たちの挑戦は、競技としてのスポGOMIの楽しさを伝えると同時に、環境問題への関心を呼び起こす大きな一歩となることでしょう。今後の動向に注目です。

まとめ

岡山でのスポGOMIワールドカップは、地域社会が一体となって海洋ごみ削減への取り組みを行う意味を再確認する場となりました。優勝を果たした「煌girls」をはじめとする参加者たちの献身的な努力は、多くの人々に影響を与えるものであり、今後のスポGOMIにさらなる関心が集まることは間違いありません。スポGOMIの活動が広がっていくことを期待しつつ、次回大会への準備を見守っていきたいと思います。